パリでトースター買ってみた。余談、フランスの消費税。

食生活
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渡仏して1ヶ月半、
うちにはトースターが無かった。

いつも二日目のバゲットをどう食べるか悩み、
(1日で1本食べきれない。
毎回パンペルデュにするわけにもいかないし)
試しに電気コンロ&フライパンで焼いてみたが
味は今ひとつだったので、
とうとう観念して9.9€(一番安かった!)の
トースターを買ってみました。

サムネイルの写真通り、安いだけあって、
大分おもちゃっぽい外観です…
(昔のママクック的な)
写真左にあるのは、部屋に元々あった炊飯器です。
(これもだいぶママクック的)

でも試しにパンドミ
(日本でいうイギリスパンというか食パン)
を買ってきて焼いてみたら、十分おいしかった。

ただ、ご覧の通り、パンが焼けたら
ポンと飛び上がって出てくるタイプなので、
バゲットだと中々うまく飛び出してくれない…

しかもこの差し込み口に入る厚さまで
切らないとダメ、
下手すると中で引っかかって
ポップアップされない、
とかいろいろ問題がありますが、
それでもフライパンで熱するよりマシ。
(テフロンも傷むし)

オーブンを買うほどの余裕は無いし、置く場所もない。

バゲットとパンドミ(いわゆる山型食パン)

個人的には
「パリでは、どこのパン屋で何を買っても美味」
なんてのはただの幻想だと思う。
いまいちなパンも結構あると思う。

あちこちのパン屋を観察し、自分の勘で
これは美味しそうだなと思ったパンを買って
(物によっては、かるーくトーストして)
少し塩味のバター(マーガリンはダメ)で
いただく…
うまくすれば、それだけでも
なかなか幸せな朝ご飯となるのでした。
コンフィチュールもあると尚良し。

そもそもフランスでは
パンドミ(山形食パン)の美味しいものは
あまり売っていません。

カリカリしたバゲットの
「皮」や「端っこ」を愛するフランス人は、
山形食パンを
ふわふわ柔らかい部分ばっかりのパンドミ
=「中身だけのパン(皮なし)」って
呼ぶわけだから、
ちょっと馬鹿にしているきらいもある。

ああいうイギリスパン的なものなら
日本の方がはるかに美味しいんです。
(パリのスーパーで売ってる、ビニール袋入りの
 パンドミとか、ぼそぼそ…)

パリにいるなら、
バゲットやクロワッサンにしたほうが
ハズレが少ないかも。

もしどうしても
懐かしい日本的なパンが食べたくなったら
1区のブーランジェリーアキに行くか
16区あたりで日本風の美味しいパンドミを
焼こうと頑張っているフランス人職人さんのお店がおすすめです。

フランスの消費税は、税率いろいろ

フランスでは、パンなどの基本的な食料品は
消費税率が低く、安価に購入できます。
これはいい制度だと感じています…。
一方で高級食材は、贅沢品扱いなので
税率も高くなるそうです。
(そんなものはまだ買ってませんが)

日本でも、消費税率引き上げの話がありますが
少なくとも最低限の「食材」だけは
低い税率にしておいたほうがいいのではと思う
今日この頃です。

フランスの普通の消費税は19.6%
メトロの定期券を買うと7%
食材などの消費税率は5.5%

こんな感じになっているようです。

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