パリの工事現場を、つい撮ってしまう。

フランス社会・街並み・建築
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※今日はちょっと趣味に走った写真をいろいろアップします。

しばらくパリにいて、街中を観察していると
結構「工事中」のところがある。

うちの目の前の商店街の店も
急に閉店してたり、別な店になってたりする。
エッフェル塔近くのカフェなんかも
数軒クローズしてて、近くに寄って見ると
リフォーム中だったりするのでした。

下地むき出しになると、結構ボロボロ。
そもそも築100年越えだからね。

柵の中では職人さんが作業中
軒のあたりも、これから綺麗な装飾がなされるんでしょう。あの辺に電飾の配線するのかなー

でもまたこれが
格好いいカフェになっちゃうんだ、きっと。

例えば下の写真。
この建物1階のカフェだって
お客さんが結構入っていた店だった。
でもこの日、突然ガラスの部分がスプレーで
内側から白く適当に塗りつぶされ
(雑な目隠しだ…)
その中でがんがん解体工事をしているのでした。

壊すのがもったいない感じ。

モンパルナスタワーに向かう
長ーいレンヌ通りでも、
長ーい距離を道路工事してる。
(なんの工事なのかはよくわからない)

道路工事か。
パリにもマクドナルドがある。ただしオーニングは赤ではなく、深緑色。

別な場所で、道路工事の現場も発見。
中に何が埋まっているのか見たくて
つい近くで観察してしまう。

石畳を一つずつ外して道路工事をする。後からまた元に戻す。

それから、ボンマルシェというデパートの横に
古い病院があったのだけど、
それが取り壊されている。
どうやら高級マンションになるらしい。

高級デパートの横がいきなりこんな工事現場に。これは全解体して建て直すらしい
今は建物の一部を切り取ったみたいになっているので、たぶん中から人が落ちないように黒いシートが貼ってあるんだと思われる

石に名前を彫り込んだ
古めかしいたたずまいの病院だったのですが
おそらく検査機器等の配線や設備面で
壊さざるを得なかったんですかね…
(なんか勿体無い気が)

窓枠が崩壊しないようにしているらしく、木製の添木が。鋼製の棒が貼り付けてあるのは何なんだろう?

最近、パリで住宅建築の案内板やチラシなどを
時々見かけますが、どちらかというと
低所得層向けのプロジェクトが多かったような
気がするんですけど、
ここはちょっと異色かも。立地もいいし。

道路脇の壁の断面が見えているのが分かりますでしょうか?包丁で切り落としたみたいになってる(笑)

そうそう、ここ。道路と敷地の境の壁、
断面がむき出しになっているのを見ると、
さすが地震のないフランス、鉄筋入ってない。
レンガや石を積んで、モルタル塗っただけかも。

パリのオスマン式の建物には
大きな美しい木製の扉が付いています。
(もちろんうちの学校にも
 この類の扉がいっぱいついてる)
いくら湿度の低いフランスとはいえ
木部の手入れはするようで、
時々このように表面のペンキを
紙ヤスリ等でこすり落とし、
きれいに修復しているようでした。

細かいところは手作業らしいです

というわけで…
パリも変わらないようでいて、
実は結構、
渋谷みたいに店がどんどん入れ替わってる。
それなりに新陳代謝してる。

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