熱出したりテストがあったりで
投稿がとびとびになりましたが
農業まつりブログの締めくくりです。
(前回の記事は下記リンクからどうぞ!)
さて、みなさま。
今までの記事で、お気づきでしょうか。
この「農業祭り」の記事に
たくさん写真をUPしているのですが、
野菜や穀類の写真が少ないと思いませんか?
そうなんです!
もし日本で「農業祭り」と言ったら
おいしいお米や新鮮な野菜や果物も
たくさん出展していそうなイメージですよね…
それが、パリ国際農業見本市では、趣が全く異なるのです。
もちろん、一部そういう展示もありましたが
(サムネイルの写真は
フランス中南部リムーザンの青リンゴだし)
どちらかと言えば
畜産加工品というのでしょうか、
肉、ハム、ソーセージ、チーズ、バターなどの
出展比率がかなり高いのです。
かろうじてワインが果物(葡萄)関係なのか?
私はここに日本とフランスの食文化と歴史の違いを強く感じました。
フランスの農業イメージは
野菜や穀類、じゃない。
「農業大国」の言葉に内包されるイメージは、
日本と大きく違うということ。
当たり前のことなのかもしれないけど、
改めて思い知らされました。
写真でバーチャル見本市ツアーの続き!穀類いってみます。
穀類関係の展示だと
小麦やパンになるんだろうか。
こちらのパン職人さんの笑顔!
この人の作ったパンなら相当美味しそう。
エッフェル塔の形の巨大なパン発見。
実食ブース大人気。そしてボリュームも半端ない。
お昼時になると、食事ブースは大変な賑わいです。
このお皿のボリュームですよ…
私なら1つのお店で食べたらもう、
夜まで何も口にできないかも…
お肉とお芋の量が半端ない。野菜は少ない。
カンタル県のチーズをたっぷり使った料理。
巨大なお鍋のチーズ料理を
気前よく盛り付けていく。
こっちは「チーズ抜きでお芋だけ注文もOK」
って書いてあるけど…
それでもお腹いっぱいになりそう!
カンタル県のエリアでは
地方の伝統衣装を纏った人たちが
会場内を練り歩き、雰囲気を盛り上げています。
まあとにかく、豪快です。
アイスクリームがこのボリュームである。
フランス各地のお菓子ブースもあります
謎のカラフルなお菓子たち。
保存料、香料、着色料不使用のヌガー。
こんな巨大な塊で作るのか!
巨大なキャンディ
アルザス地方のお菓子かな?
マカロンも、
元々はこんな素朴なお菓子だったのです。
チョコレートのブースの周りには
甘い香りが漂います。
色とりどりの蜂蜜の瓶が綺麗!見せ方がうまい。
農機具、園芸、調理器具、アパレル、就農案内、そして謎の日本刀もどき
日本食とお酒のブース、他にも世界各地の農産物紹介ブースが。
グランマルニエは
オレンジの香りのリキュールで、
お菓子作りにも使います。
お好きでしたら
シンプルなバターシュガーのクレープに
グランマルニエをひとたらし…。
これが超美味しかったんです!
思わず小瓶を購入。
グランマルニエクレープ、
おうちで何度も堪能しました。
大人の味、本当におすすめ。
最後に動物ブースの写真をちょっと追加
そして、この近くで羊料理の試食会ブース、
大人気!子供達もコンロの前に出てきて、
料理に挑戦していました。
豚の紹介ブースもあります。
ひょっとしたら、フランス人にとっては
「農業は命を相手にするもの」という感覚が、
日本人より濃いのかなとも感じました。
いずれにせよ、命相手、自然相手ってことは
リスクゼロはあり得ない。
人間にコントロール出来ない何かに
助けてもらって、
毎日のごはんがあるんだと改めて思いました。
日本でも
毎日の食べ物を作ってくれている人たちと、
食べる側の私たちの、
気持ちの距離がもう少し近くなるといいなと
思わずにいられませんでした。
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