フランスの長期学生ビザ申請、事前準備。

メモを取る 手続きいろいろ
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先日のCampusFranceの面談から
少し日が空きましたが、
再度、フランス大使館のビザセクションに
行ってきました。

準備しなければならない書類が多かったので
大使館に行くまでに時間があって良かったです。

事前にやることって?

まず大使館のサイトから、

  • 必要書類のチェックリスト
  • 学生ビザ用の申請用紙(日本語の簡単な説明もありました)
  • 現地の役所OFIIに出す申請書類(これも日本語説明あり)

これらをダウンロードし、必要事項を
ひたすら記入。読み間違いされないように
全てアルファベの大文字で記入します。

チェックリストに沿って揃えたもの

チェックリストの案内に沿って
書類を一つずつ揃えていきます。
私の場合は「私費留学」なので
下記の書類が必要でした。

内容は年々かわりますが、何となく準備作業の
イメージが伝わればと思います。

フランスでも引き出せる銀行口座の残高証明(直近のもの)

  • 仏語または英語で作成します。
  • 残高証明をとる為に、CITIBANKに口座を作りました。ネット口座にしたのですが、残高証明が出るまで結構時間かかるんですよね。10日以上みておいた方がいいかもしれません。発行手数料840円也。
    他行では、新生銀行でも出来るようですね。
  • 2021年追記:三菱東京UFJ銀行も、現地引き出し可能です。SMBCデビットカードでも、現地通過引き出しできるそう。

要は「現地でちゃんと生活できるだけの資金は
持っています」という証明です。

学生寮に入るケース、
自分で賃貸物件に住むケース、
またはパリと地方都市でも物価や家賃は
違いますし、
人それぞれに留学生活に必要な費用は変わって
きますけどね…。
(パリはべらぼうに家賃が高い)

1ヶ月にかかる生活費の見込み×滞在予定月数
滞在中に現地でかかる費用をざっくり算出。
(フランス政府が
「賃貸住まいなら生活費見込みは月615?ユーロ」
 など、目安金額を提示していますので
 それに習います。ただ、実際に生活してみて、
 その範囲で収まるかどうかは人によります)
その分を、CITIBANKに円でフツーに入金し
残高証明を英語で作ってもらいました。

奨学金等で行く人は
お金がらみの必要書類が違います。

余談(2011年)
パリのスーパー等で日常の買い物をするのに、カルトブルー(フランスの銀行から即時引き落としされる、現地発行のデビットカード)をよく使うのですが、もちろんこれは日本の銀行では作れません。ですので私はパリに着いたら、カルトブルーを作るために、フランスの銀行口座を開く予定です。(本当にこの残高証明を取るためだけにCITYで口座を作った感じ…)
余談(2021年)
2021年現在なら、現地でカルトブルーを作らなくても、ApplepayやMasterCardコンタクトレス等で、ある程度のお買い物はできます。ただし、フランスは日本よりiPhoneユーザーが少ないせいか、地域の小さな個人商店等ではApple Payが使えないことがあります。コロナ前、2019年時点のパリのキャッシュレス事情については、後日別記事をアップします。

賃貸契約書(2021年現在は不要)

現地の不動産屋さんとメールでやりとりして、パリで借りる部屋をやっと決めることができました。(室内写真を送ってもらったり、Googleのストリートビューで現地周辺をチェックしたりして、物件をみないままで日本にいる間に契約締結。)その後、日本人のスタッフの方とメールでやり取りして、ようやく賃貸契約書を送ってもらえました。

ビザ申請に賃貸契約書が必要だということは、日系の不動産屋さんは理解しているので、間に合うように動いてくれたのかなと思います。
2021年追記:現在はビザ申請時に、現地での住まいを契約している必要はなくなりました!)

証明写真

ちなみに、留学するときに
証明写真を少し余分に持っていくと
パリでNAVIGO(SuicaやPASMOのような
交通系ICカードです)を作る時や
後日の滞在許可証の申請等に使えます。

パリのメトロの駅にも(全駅ではないですが)
証明写真BOXがあってそこでも撮れますが
フランスあるあるで故障中ってこともありますし
「慣れない土地のメトロの駅で、一人で、
 証明写真コーナーで、ごたごたやるのが嫌」
という人は、日本から持っていくと安心かも。

証明写真ボックス
これはドイツの証明写真ボックス。空港にもありますね。

フランス手続きの面白ワード「オリジナル、コピー」

余談ですが。
大使館のチェックリストで
「オリジナル」「コピー」という言葉が
何度も出てきて、
最初は読んでも意味がわかりませんでした。
留学ビューローで聞いてみると、

  1. 申請者は 原本(オリジナル)コピーを準備して持参
  2. 当日は原本(オリジナル)とコピーを照合した上で、コピーの方だけを大使館が回収
  3. 原本(オリジナル)はその場で申請者に返却される …という意味でした。

これらの必要書類も随時変わっていくそうで
例えばいきなり大使館が上記チェックリストの
内容を変えたり、書類フォーマットそのものを
差し替えたりもするわけです。
そうなると、気づかず申請に行って
その場で不備に気づいて慌てる…、
なんてこともあり得るわけです。

直前に、必ず大使館のサイトを再確認した方が
急ぎの場合は安心です…。

尚、ビザ申請料金は、2週間に1度
大使館で為替レートを見直していますから
これもビザ申請料の案内ページを
直前に確認しましょう。
最近ユーロ安なので助かります
小銭でぴったり用意すると、大使館の係の人に喜ばれます。

<注意>ビザ申請の予約をしたら、予約票を必ず印刷して大使館に持参しましょう!忘れるとビザセクションに入れないそうです。

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