パリの毎日、爪先のお話。
「パリは乾燥している」と
度々このブログに書いていますが、
それがよく分かるのが手指の物凄い乾燥です。
いちにち掃除した後は
手先が20歳くらい年をとったように
しわしわになります。
硬水の影響と、
床掃除の最後にアルコールを使って床ふき消毒を
しているので、これもまた手指の乾燥の原因です。
外出時に、犬のフンを見ない日はないパリだから
たとえ自宅を土足禁止にしていても
靴を置く玄関周りはちょっと気になりますし。
(ちなみに
部屋の入口は、フラットで段差がない。
土間とか三和土っていうものは無い。)
掃除の際はゴム手袋をするのですが、
ちょこっと掃除程度だと
ついつい素手でやってしまうんですよね。
日本から持ってきたハンドクリームを
沢山つけても
何故かあまり効果はないのですが、
実はジェルネイルが
良い乾燥対策になっていることに気づきました。
というのも、体調を崩している間、
しばらくジェルネイルをしなかったら
(できなかった)
指先が大変なことになってしまったんです。
切れて痛いこと!
こうなってくると、
勉強してても指先がぴりぴりするのが
気になる。気が散る。
水分が飛んでいかないよう、
ジェルが爪先の蓋の役目をしてくれていたらしい。
パリにもネイルサロンはありますが
私は自分でジェルをやっています。
(道具は一式持参)
ちらっと街中の看板を見た限りでは
日本のサロンと
値段もそれほど変わらないみたいですね。
(ジェルは大抵アメリカの会社が販売している)
日本にいた時から
仕事柄、人前に手を見せる機会が多かったので
気になった時にはすぐ自分でジェルをします。
月1回ペースのセルフメンテ。
ジェルはマニキュアより厚みがあるし、
爪や指先を乾燥や割れから守ってくれる効果が大きいです。
ジェルをつけていると
パリカトのクラスで2人1組の会話練習をする際
特に女生徒と組むと
ほぼ確実に爪について質問されます(笑)
「これ何?」「きれい!」とか、
反応はいろいろ。
(いきなり指を掴まれたりするので結構びっくりします)
国籍や年齢を問わず
世界共通で女性が関心を持つようで。
男子生徒もたまに話題にはしてきますけれど
女生徒のほうが食いつきが凄い。
そういえば、留学生でジェルやってる人は
あまり居ないんです。(忙しいからね…)
マニキュアをしている学生はいて
真紅とかダークグレーとか緑とか青とか
すさまじい色をつけています(笑)
そんなわけで
いきなり指を掴まれるのには大分慣れましたが
ジェルの質問に終始して
会話練習をストップされるのは
少々困りものです。
質問されても
「ジェルはマニキュアと違うもので
UVライトで硬化させる樹脂みたいな素材で…」
とかフランス語で説明しづらいし。
もし話せたところで
ジェルそのものを知らない相手だと、混乱必至ですしね。
細かいことは置いておき
とりあえず
“Je me fais les ongles moi-meme.(自分でやります)”+笑顔、で返す私です。
あああああいいいいいあああああいいいいいうう
今週末はフランスの大統領選挙。
ニュースでは、最後の演説なのか、
サルコジ氏やオランド氏が絶叫する映像が。
サルコジ氏は国内の外国人の数を半分にしたいらしいですよ…。結果はどうなる?
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