パリカト夏期講座の登録。

パリカト
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夏期講習の「登録」って何するの?

パリカトでは6月で春学期が終了し
7月、8月、9月夫々に
1ヶ月単位の夏期講座があります。

長期学生ビザは、1年間滞在なら
8ヶ月だけ学校に通っていれば
申請が通るらしいです。

そのため、クラスメートの中でも
夏期講座を受けるかどうかについては
1ヶ月だけの子、2ヶ月受ける子
3ヶ月全部受ける子…と様々でした。
せっかくの夏休みですし
一時帰国や欧州旅行をする学生もいますしね。

私は7月と8月の講座を
渡仏前に日本から申込み、料金も支払済です。
9月の上旬だけ、ちょっと休めますが…
比較的ハードな夏になりそうです…。
(いや、せっかく居るなら勉強しようかと思って)

さて今月に入り、先生から
「夏期講習を受ける人は
 『登録』手続きを忘れずにね〜」
と指示がありました。

「え、日本でもうお金払ってるのに、
 今更何を登録するの?」と思った私。

そうしたら、この時期の
パリカト「登録」INSCRIPTIONでは、
春学期のテスト結果を元に
自分の現在の成績が確定するので、
それに見合った「夏期講座のレベル」を選ぶ
という手続きが必要だったのです。

パリカトは、この学習レベル設定が結構厳密で
点数が足りない場合は
無理矢理に上のクラスに進もうとしても
学校側から登録を拒まれますし
それまでの出血状況や遅刻を
厳しく問う先生も居ます。

これは、パリカトが
ビザ取り目的の学生を集めるような
 不真面目な学校ではない
という証拠でもあります。
週に3時間くらいしか授業に出てこない
学生相手にも、お金さえ払えば
平気で修了書をだす学校が
他所には結構あるらしいので…。(某国系とか)

飛び級の奇跡

ここで小さな奇跡が起こっております。

私は春学期にE2レベルに在籍していましたが
今回のテストの結果、次のE3レベルを飛ばして
I1レベルでの登録が可能になりました…。
I1なんて、ほんとに大丈夫なのかしら…。

不安もあるので
後日ランクを落とす可能性も考えていますが、
まずはチャレンジという事で飛び級します。
やれるとこまでやってみる。

いま学校の中で、
国や政府から費用が出ている国費留学生が
このレベル判定に一喜一憂しています。
彼らにとっては、今後の国から推薦や
費用援助が継続されるかどうかの境目に
なるらしく…。
(キルギスタン、クルド、北朝鮮などからの公費留学生たちです)

クラスメートが2人程、事務所員の方々に
レベル判定の交渉をしているのを
横で見ていましたが、
担当者の反応が相当冷たかったので
無茶はできなさそうですね…。

パリカトのレベル設定

 E2 = DELFのA2
 E3 = DELFのA2+
 I1 = DELFのB1
 このくらいのイメージです。

クラスの噂は当てにならない

この時期、クラスでも夏
期講習についていろんな噂が飛び交います。
情報が錯綜していた点が一つ。

私は7月講習で
週15時間の「総合フランス語」と
3時間+3時間の「アトリエ」と言われる
2つの特講を受ける予定です。

これらは全部「同じレベル」での登録になるので
「総合フランス語」だけI1、
「アトリエ」だけE3、というような、
授業ごとに別レベルでの登録をすることは
出来ませんでした…。

講座ごとに違うレベルのコマも受講できるって
噂があったのに(泣)
しかたない、「全部」I1で受けるしかない。
(きびしい…)

最近思うのは、
クラスメート同士の情報交換は大事ですけど
テキトーな情報も混じっているので
信用は程々にしないとってこと(笑)

長期学生ビザの申請上件。週の履修時間と居住地域の話

あともう一つ、追加情報。
これはパリカトに限らない話。
パリ滞在の場合、居住区次第で
長期学生ビザがとれる「履修条件」が違います。

パリ市内居住だと、
週15時間の履修で学生ビザがとれます。
パリ市外居住だと、
週21時間の履修が必須です。

この規制は、家賃の安い郊外に住み
学校には殆ど行かずに
パリで不法就労する外国人が入ってくることを
防ぐのが目的です…。

というわけで。
パリ生活、折り返しも近い。

誰かの望んだ結果ではなく、
自分の望んだ結果を、追いかけます。

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