ヴァンヴの蚤の市へ。

フランス社会・街並み・建築
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パリでは時折
「来週この通りでブロカンテ(蚤の市)
 やりまーす」
という看板が唐突に現れて、
週末になると、狭い商店街が
まるごと蚤の市に様変わりします。

週末は
フランスの普通の商店が殆どお休みだから
こうして店先のスペースを使われても
問題ないのでしょう。

ブロカンテの中身はそれぞれで
単にどこかのうちの不用品を
売っているようなのも見かけます。

そんな中、パリ14区の
「ヴァンヴの蚤の市 Marché de Vanves」は
「基本的にモノを増やしたくはないけど
 ブロカンテを見るのは好き。」という私にも
十分楽しめるところでした。

クリニャンクールも有名ですが、
こちらの方がこじんまりして静かです。
「パリで一度、フランスらしい古めかしい品々を
 のんびり見たい」なら、ヴァンヴもいいかも。

この日はそんなに混雑してなくて
地元の人たちがのんびりと見に来ている
感じでした。
各お店で売っているものは
なんとなく其々に面白そうなテーマに沿って
扱っているようにもみえます。
(詳しく無いので、何となくですが…)

観光客は居るけど、少なめ

中には写真撮影禁止のお店もあります。
撮りたいときは気をつけて。

あまりクローズアップで撮らずに全景だけ。

木陰のせいか、ひんやりしていて
6月なのに長袖じゃないと寒いくらいでした。
(真冬なんて、どうなっちゃうんでしょう)

70年代レトロデザインの電話機(使えないだろうけど…)。
昔の、仕掛け絵本。
宇宙船の計器みたいなカタチの置き時計。
おおーっと思うものがいくつもありましたが
「モノは増やさない!」と繰り返し唱えつつ
ぐっとガマンして、見るだけ。

ここは、土日の午前中に開かれます。
パリ観光で日曜日の行き先に迷ったときに
ちょっと覗いてみれば、パリらしい
懐かしいものを眺める事ができるかも。

メトロ13番線かトラム(路面電車)の
Porte de Vanves駅からすぐです。

うちからは、トラム(路面電車)で行きました。

パリの外側を走っているトラムは
メトロや市バスと同じ回数券で乗れます。
窓も大きいので快適。

そうそう、余談ですが、
この日は選挙があったみたいで
地元の公立小学校が投票所になっていました。
ホールの入り口にはフランス国旗。
学校で投票するのは日本と同じなんですね。

Elementary School Hall Balard De Paris 15e Arrondissement。青い扉に、投票所ですよって張り紙が。

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