本日やっと7月のテスト終了しました!
夏期講習でクラスの飛び級チャレンジをして
自分の弱点、やったほうがよさそうなことなど
明確になってきたので、
つらいけど面白い、面白いけど大変…な
今日この頃です。
かなりテストが難しかったので、
8月の講習をどのレベルで受講するかは、
今週また考えます。
(いや、テスト結果次第でもあるんだけど)
さて今回は、パリのリセの建物の話です。
街歩きをしていて、はっと目を引く、
風格漂う建物があると、
結構な確率でリセなんですよね。
こちらは11区のリセ・ヴォルテール。
1890年築、大きくて迫力あります。
ペール=ラシェーズ墓地の近く。
一方、こんなモダンな外観のリセもあります。
17区のリセ・カルノー。
シラク大統領や Daft Punkのお二人は
こちらの出身です。学校の一角「だけ」が
このようにリニューアルされ、
元のオスマン式の建物と組み合わせて
日常的に使われているのが面白いです。
ちなみに、映画の撮影やファッションウィークの
会場としても使われています。
尚、中庭ホールの天井は、
ギュスターフ・エッフェルの事務所が
デザインした金属フレームとガラス屋根で
覆われているそう。
(中に入らないとみられませんが)
なるほど1869年開校だから、
エッフェル氏の時代ってことね。
学校を見ていて気づいたのは、
(韓国の友人も同じ事を言っていたのですが)
生徒数に対して校庭や運動場が小ぶりという事。
Googleマップでみても、
校舎と校庭のサイズ比が、日本と全然違う。
フランスの子供のスポーツ活動は、学校外がメイン
フランスでは、放課後の部活動というものは無く
(校内にスペースも無いし)
子供の体育教育は
地域スポーツ活動の一画として捉えられています。
3人のお子さんが居るA先輩から聞いたお話では
「日本と比べて、学校の活動だけだと
どうしても子供達が
運動不足になってしまうので、
地域のスポーツクラブに入れることになる」
のだそうです。
なるほど。
だから逆に「地域スポーツ」が盛んになるのか…
(日本ではJリーグが地域スポーツの振興を
目指していますよね)
日本では、教員の部活動に関わる負担が多すぎる
という話がやっと出て来たところですね。
教育カリキュラムの基本条件が違うと
地域スポーツの意義も、校庭のサイズも、
変わるのか。
日本人の当たり前と、
フランスの当たり前はいろいろ違って、
その背景を
パズルのように組み合わせて知るのが面白い。
それに地震が無いから、
学校の校庭を広域避難場所にする必要もないしね。
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