フランス家庭料理にお呼ばれ。

日記
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先日、学生時代の後輩のお宅に
夕食にご招待いただきました。
彼女はフランスで料理をちゃんと習っていて
いろいろ詳しいのが凄い。
そして何よりおいしかった!

まず、ロシア発祥?のブリニ Blini という
丸く平たいソバ粉のパンを軽く焼き、
タラモやクリームをのせて前菜に。
このBlini、スーパーでよく見かけるものの
どうやって食べるのか分からず
買っていなかったのですが、
フランス人はこれを前菜やアペロに
よく食べているとのこと。なるほどー。

パンはパン屋で買おうと思って
この食品には手を出していませんでしたが
ソバ粉の甘くないパンケーキだったとは。

こんな感じでスーパーに売ってます。from Openfoodfact, photographed by Yuka

そして更に、茄子のシャルロットに
ブッフブルギニョン…。冷やした茄子は
味が染みててとても美味しかったし、
ブッフブルギニョンに使うワインは
辛口ワインだとよけい酸っぱくなってしまうので
甘口を使うのだということも教えて頂きました。

つい呑む場合の好みを考えて
辛口ばっかり使ってたので、
これは目からウロコでした。
なるほどね。この間マルシェで買ってみた
お肉屋さんのブッフブルギニョンの
酸味の原因が分かった気がする。

最近は夏期講習疲れで、
手抜きごはん続きの自分。
食生活大反省です。

それから、お邪魔したお宅が
築50年の私のアパルトマンと違って
(↑パリでは新しい方の建物に入ります)
もっと歴史のある建物
(↑オスマン時代のアパルトマン)だったので
そのつくりを拝見するのも面白かったです。

分厚い石の外壁に、パリらしい縦長の窓。
そこから街路樹の緑が見えるのは
なかなか素敵です。

私は2階以上の部屋で
樹木の緑を眺めながら暮らすのが
人生の夢の一つでもあります。

オスマン式の建物は、壁の厚さと窓のサイズ故に
室内が陽光で明るい状態にはなりません。
パリジャンがすぐに外で日光浴したがるのは
こういう建築空間からも生まれるのでしょう。
太陽と芝生が有ればすぐゴロゴロしはじめます。
でも、これがビタミンD欠乏症にならない為、
鬱にならない為の、大切な健康法だったりする。

後輩のパートナーの方はフランス人でしたが
日本語がとても上手な方だったので、
この日は日本語とフランス語半々くらいで
会話してました。
彼の故郷の名産だというチーズも
用意してくださいました。
私がじんましんでお酒が飲めなかったのが
本当に勿体なかったです…。

そんなわけで、温かいおもてなしに感激しつつ
もっとフラ語で深く話せるようにしたいと
次の進歩を心に誓った夜でした。

そしておそらくは
長時間かけて素晴らしいディナーを
用意してくれたN様、
ありがとうございました!

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