大晦日。それでも地球は廻ってた。

フランス社会・街並み・建築
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パリが大晦日の夕方16時すぎで、まだ明るくて、
私が夕飯の支度をどうしようか、
なんて思ってるとき…。

日本では既に、除夜の鐘が鳴ってた。

時差8時間あって…
今、こちらも年が明けました。
皆様、あけましておめでとうございます。
2013年が、よい年でありますように。

大晦日は、
ニュース専門チャンネルをつけっぱなしに。
すると、
「日本、韓国、北朝鮮で年が明けました」
「ニュージーランドて年が明けました」
「ロシアで…」「ドバイで…」と
1時間ごとに、各都市の新年が流れてくる。

新年が、ホントにリレーされてくるみたい。

日本は「極東」というだけあって、
世界の中でも先に年が明けるのね。

はるか東方から、
新年がじわじわこっちに近づいてくるような感じでした。
当たり前?…でも、何だか面白かったです。
地球がゆっくりと廻ってる感覚がわかる。

クリスマスイブに続いて、大晦日もフランス人は
大いに飲み食いするらしいです。
(また食べるのか!?)
賑やかなムーランルージュや、
ホテルのレストランの厨房の様子も、
テレビでやっています。

パリでは、大晦日の夜9時頃から
少し雨が降りました。
シャンゼリゼ大通りには、若者の暴走を警戒して
物凄い数の警官隊。
上から人混みを見張る為、馬に乗った警官も。

フランスの新年名物?の一つ、
大晦日から元旦にかけて若者が暴れたり、
車が燃やされたりする事件が多いので、
その為の対応ですね。

シャンゼリゼのお店でも、
ショーウィンドーにバリゲードを貼って
強奪されないようにしているところもあります。
悪しき伝統みたいになっていますが、
今年はどうなのかな。

こちらではあまりマスコミが
日常の事件情報をいちいち報道しないので、
統計で数字が発表されるまでは、
事件が多いんだか少ないんだか、
さっぱり判らないのです。

「少しでも穏便に新年を」という方向性で、
新年の花火は、残念ながら最近は中止。残念。
エッフェル塔でも花火は上がりません。
だから今年のパリの新年は、結構地味かもしれません。

花火がないなら出かけでも仕方ないので
(花火好き)
すっかり掃除した気持ちのいい部屋で、
静かに年越しの瞬間をすごしました。

しかし!

年が開けた途端、
家の近所で咆哮、歌声(音痴)、大音響…
雨降ってるのに元気だなあ…私はもう寝ます。

あ、年越しは、蕎麦じゃなくて、
うどん食べました(笑)

今年も、太く短く、粘り強くってね。

良い一年になりますように。

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