1月末のパリ。
毎日灰色の空、空気は乾き、ときおり雨か霙。
立春までの、ぐっと冷え込む一時です。
パリカトの9月からの秋学期、終了しました。
胃炎や発熱で怒濤のセメストル、ついに完了。
…なんて思ったら、あちこちに蕁麻疹が!
しまった、安心しすぎました(笑)
クラス分けの細かいパリカト
ともあれ、
これでパリカトで丸1年の授業を終えた訳で、
だんだん判ってきたのは、
パリカトって、レベル分けが細かいってこと。
例えば、ソルボンヌの語学学校は、
総合フランス語のレベル分けは
6つだけらしいのですが、
パリカトは11に分けられています。
年間スケジュールでみると、
月ごとに申し込めるコースと、
春学期、秋学期のセメストルコースがあります。
セメストルの総合フランス語、レベル分けと週のコマ数について
レベルごとに週のコマ数が違うので、
長期学生ビザ申請の際は、
必要コマ数を確認の上で、履修します。
◾️A1(débutant)
初心者クラス
◾️A1/A2/ A2+(élémentaire 1/2/3)
基礎クラス
…私はA2の総合フランス語(週15時間)から
スタートしました。
◾️B1/B1+/B1++(intermédiaire 1/2/3)
中級クラス
…(私、B1のセメストルは受けていないので
内容詳しく判らないのですが)
B1+になると、総合フランス語は、
最大でも週12時間になります。
他に、週9時間のコースも有って、
弱点強化の授業や、文明講座の授業と
組み合わせて勉強します。
◾️B2/B2(avancé 1/2)
中上級クラス
…この段階になると、総合フランス語のコースは
最大でも週9時間。あとは週6時間など。
※長期学生ビザだと、
週15時間 または 週21時間の
最低履修時間が決められているので、
(パリでは居住地により、
この履修時間が変わります)
足りない分は、上記と同じく
弱点強化クラス等を履修します。
◾️C1/C2(supérieur)
最上級クラス
ここは未知の領域…行ってみたいものですが…
上級レベルになるにつれ、総合フランス語の時間数が
少なくなるというのは、こっちにきてから知りました。
でもその方が、
自分で補強したい内容を選べるし、
難しい宿題も増えるから
自習時間も絶対必要になるので、
丁度いいかなと思っています。
他にも、聴講できる学校いろいろあるらしい
一年たって、すこーしだけ周りを見回す
精神的な余裕が出てきた感じです。
今夏は、ゆとりがあれば
他所の学校や講座も、試しに
見にいけたらいいなとちょっとだけ思ってます。
(時間的に無理かもしれませんが…)
というのも
とある難しげ?な研究所がありまして、
そこで誰でも聴講できる講座があるようで。
もちろん全部の講座ではないでしょうけれど、
興味有りますね…。
「誰でも」。
そういうところは、欧州らしいのかな。
高等教育分野を開放する文化。
地元シニアもいっぱいきてるらしい。
果たして実態はどんなものなのか、
新学期が始まるまでに、
この研究所のホームページ
(字が小さいから大変…)を、
読み込んで調べてみるのも面白そう。
…ただし…問題は…
もし「聴講」に潜り込めたとしても、
ヒアリングが絶対的弱点の今の私、
そこをなんとかしないと、
参加したって全く内容が出来ないだろうなあ。
聞こえるだけじゃダメだ。
ここは、浮気せずに
本腰入れて、弱点(耳)克服モードに入るか…
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