パリに全然関係ないのですが…
ドイツの児童文学作家、
オトフリート・プロイスラー 氏が
(Otfried Preußler)
亡くなりました。
プロイスラーの
「大どろぼうホッツェンプロッツ」
三冊シリーズ、最高です。
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特に、料理上手のおばあさんの作る
ドイツ料理の表現が素晴らしく、
子供の頃の私は、
『ホッツェンプロッツの居る国(ドイツ)は
おいしいものがいっぱいある国!』
だと勝手に思い込んでいた程です。
ソーセージ、ザワークラウト、
ベーコンとにんにくをたっぷり使った
「どろぼう料理」…などなど。
プロイスラーのもう一つの代表作
「クラバート」は、
宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」にも
影響を与えていると言われ、
私が帰国したら読みたい本の一冊です。
ちなみにフランスでは
クラバートは出版されているけれど
ホッツェンプロッツは出ていないらしい。
(まさか既にルパンがいるから?)
児童文学は、その国の国民性を表したり
文化形成の一翼を担っていたりするので
そういう意味で観察するのも面白い。
赤ずきんのストーリーなんかも
国によってちょっと違ったりするので。
プロイスラーさん、素敵な物語をありがとう。
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