涼しくなると、バターが美味しい。ボルディエバターの話。

食生活
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8月下旬のパリ。
昨日が最高29℃、湿度29%位でカラカラだったのに
今朝から雨が降り、昼過ぎで気温20℃、湿度60%。
気温や湿度の差がすごい。
季節の変わり目ってことでしょうか。

さて、涼しくなると、こっくりバターが美味しいもの。
(どんな時でも、ごはんの愉しみは忘れたくない!)

最近買ってみたのが、
伝統的なフランス菓子の美味しさを大切にしている
パティシエ、セバスチャン・ゴダールさんがお勧めの
ボルディエバター

写真のものは、Demi-sel(有塩バター)です。
Doux(無塩バター)もあるので、用途やお好みで。
250グラムで3.9ユーロ。

この、薄紙で包まれてる風情が、何ともね。

ボルディエを購入できるお店

ボルディエは、ラファイエットやボンマルシェ、
こだわり食材屋さんなどで売っています。
(フランプリではまず見かけません。
 モノプリだと場所によるかな)

しかし、つい先日のことなのですが…

昼過ぎに、ラファイエットに行ったときには
まだ棚に結構並んでいたのに
(帰りに買おうと思い、その時はスルー)
夜19時すぎに再度立ち寄ったときには、
既に完売していたという…
しかもこのDemi-Selだけ!完売!!!
誰よ、そんなにバター買ったの!!!

冷蔵品だし、8月とはいえ日本からの旅行者が
買い占めてるわけでもないだろうけど…
でも、ラファイエットの売り場では、
日本語で「フランスで一番美味しいバター」って
ポップが出ていたからな…。
(たぶん日本人がよく買うってこと)

確かに、余計なものが一切入ってない
素直な味がするバターなのだ。

ボルディエバター、種類も豊富です

ちなみにボルディエバターには、
いろいろな風味のものが有って、
他にレモン、ゆず、唐辛子、燻製塩、バニラ、
海草バターなどもあります。
海藻バターは、シーフード系のパスタや料理に使うと
風味が加わってとっても美味しかった。

バターひとつとっても、奥が深い。
フランス食生活の基本アイテムだからね。
日本で、お味噌の種類が沢山有るのと同じか。

ボルディエは、今や希少な手作りバター
製造過程の写真がこちらのサイトで見られます。

バターに慣れると、マーガリンが食べられなくなってしまう…

バゲットに切り目をいれて、がっつりバターを挟みこんで食す幸せ…。ママレードも最高!

パリに来てから
マーガリンを一度も買った事が無く、
バター限定の食生活です。
帰国してからの健康診断でどうでるか?
これも個人的に興味があります。

それでも、自然なものを食べてるからか、
カラダに悪い感じが全然しないボルディエ。

体重についてだけいえば
バター食べるから太るんじゃなくて
結局は総摂取カロリーの問題だし。

エシレの発酵バターのDemi-Selもよいですが、
生産量の少ないこちらのボルディエも
機会があれば是非一度試してみてください!

◾️2015年追記
 健康診断の結果、渡仏前と大して変化なし。
 みなさん、安心してバター食べましょう!

ブレブレですみません…

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