いよいよ8月の最終週。昨日あたりから
バカンスでパリを脱出していた人たちが
少しずつ戻ってきているようで、
静かだった住宅街にも
車やバイクの音が響き渡りはじめています。
夏休みも、おしまい。
フランスの学校は、9月から新年度になるので
この時期はモノプリ等にも
通学カバンや文房具類が沢山並んでいます。
しかし文房具は大抵、日本のモノの方が品質が良い。
消しゴムにしろ、シャーペンの芯にしろ、
使いやすくする為の
きめ細やかな配慮と技術があります。
日本の文具メーカーさん、最高!!!
これから留学で来る方へ。
フランス製文具にあまり期待しないように…
まあ…使ってビックリすれば、
フランスの一側面を「体感」できます!
(ポジティブに)
筆記用具では、日本のPILOTの製品が、
売り場の面積の多くを占めていて、ちょっと嬉しい。
クラスメートの韓国人牧師さんも、
PILOTは書きやすいからとご愛用でしたし、
今の日本のイメージって
こういう「品質の確かさ」にある。
このレベルで「品質が確か」って
世界では「当たり前」じゃない。
一応、フランス文具の魅力というと…、
ファイルやバインダーのカラー展開とそのセンス。
日本では見かけない色合いのものも多く、
特にEXACOMPTAは、グラデーションで揃えたくなる程です。
ところで。
うちではここしばらく、いろんなものが壊れます。
例えば…
ハサミ。
(紙を切ってたらプラスチックの柄が割れた)
ホチキス。
(タイルの床に落としたら粉々になった)
髪留めバレッタ。
(指でつまんだら割れた)
コーヒーを入れる器具、マキネッタ。
(冷めきらないうちに2杯目を淹れようとしたら
バルブの上半分が「ボン!」といって
吹き飛び、コーヒーが天井まで噴水のように…
掃除が大変でした…)
食器類。
(洗い物中に割れる。ソルドで買い足す)
服。
(フランスの洗濯機は強烈なの?服が破ける)
スマホ。
(時々、勝手に再起動してる。
写真の転送がしばらくできなかったが
今、それは何故か復活してる)
モノプリで買った石鹸置き。
(デザインは良かったのに、パーツがすぐに脱落)
モノプリで買ったタッパー。
(いつのまにか、はじっこが割れてた)
カバン。
(中の布が、びりびりに破けた…)
書き出すと結構ありますね。
まるで破壊のカミサマに愛されているかのようです。
というか私が破壊神か。
ギメ美術館にいくと、破壊神シヴァ様いたな…。
ホチキス等は無いと困るな…今は学生だし…。
というわけで、
日本に帰国する時、ごつい文具は重くて困るので
この機会に、小学生達に混じって
小さな文具を買い直しました。
もうこわれませんように。
コメント