アパルトマンの解約手続き(+ちょっとEDF)

住まい
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今日で、帰国まで後1ヶ月となりました。

フランス式、諸事情…
つまりは事務手続きの凡ミス、
書類紛失、
担当者ごとの回答のばらつき、
平気で間違うか、
適当に嘘つくか(恐ろしい…)
そんな状況をかわしながら、帰国準備を始めよう。

アパルトマンの解約

いつまでに解約するか

パリの夕景

おそらくこれが
一番最初に期限が来てしまう手続き。

これは、人によって賃貸契約の内容が違うので、
いつまでに解約しないといけないのか
自分で契約書を確認します。

申告期限は、3ヶ月前までとか、
あるいは1ヶ月前までで良い場合とか、様々です。
うっかりこの期限を過ぎてしまうと、
余分な家賃まで払わねばならないので要注意。

私の場合は、1ヶ月前に解約申告をすればよいと
いう契約でした。この場合、1ヶ月前までに
日本でいう書留にて、先方に解約の連絡をいれます。

La Posteに行って解約手紙を発送する

ガラス屋根付きのエントランス

まずは郵便局から、
Lettre recommandée avec accusé de réception にて
(到着確認の連絡葉書を受け取れるタイプの書留)
解約手紙を発送します。

この時「1ヶ月前」までに、
先方が解約手紙を受け取れるように出しましょう。
自分が手紙を出すのが1ヶ月前、じゃダメってこと)
★法的には、相手が受け取った日付でもなくて、
 Le première passage de FACTEUR
 (書留配達人の初回訪問日)
  の日付が問われるって、
 商業フランス語の授業で先生が言ってたけれど…

検索で resiliation appartement等を調べると
書式見本がいろいろあるので
これを元に手紙を書けばOK。

ちなみに私は下記の手紙サンプルを使いましたが、
これはちょっと言い回しが古くさい(硬い)かも。
もっと簡単な文章のものもあります。
(試しに使ってみた!)

**************************************************

Marie ANTOINETTE (→自分の名前)
100, rue de aaaaa   (→自分の住所)
75015 PARIS
Tel : 00 00 00 00 00

Jeanne d’Arc (→家主の名前)
           10, rue Bbbb(→家主の住所)
75015 PARIS        

Lettre recommandée avec accusé de réception

Paris, le 22 mai 2014(→発送した日付)

Objet : Résiliation de bail

Madame,(→男性宛なら勿論Monsieurにする)

Locataire du logement situé au (アパルトマンの住所), depuis le 10 octobre 2012(賃貸契約をした日付), je vous fais part de mon intention de résilier le contrat de location qui nous lie conformément aux dispositions des articles de la loi n° 89-462 du 6 juillet 1989(契約書上部に、こんなふうに条例の番号が書かれているはず).

Je vous donne donc congé, lequel prendra effet, eu égard du délai de préavis de un mois par notre contrat, (私の場合は、契約書で1ヶ月前の解約申請でよいとされているので、この文で出しました。一般的に、法律で3ヶ月前までに解約申請をすればよいことになっているので、そちらを適用するなら eu égard du délai de préavis de trois mois prévu par la loi にします)
le 30 juin 2014.(アパルトマンを解約する日付)

Je me tiens à votre disposition pour convenir d’un rendez-vous afin d’établir l’état des lieux de sortie. 

Veuillez agréer, Madame,(ここも男性宛ならMonsieur) mes salutations distinguées.

              Maxxxxxxxxxxxxxxx (←自分の手書きサイン)
              Marie ANTOINETTE (←自分の名前を打つ)

**************************************************

退去時の現状確認のアポを取る

ご近所シリーズ

手紙が先方に到着したら、
L’Etat des lieux(退去の際に、家主と現状確認)を
いつにするのか相談して決めます。

私は家具付きアパルトマン賃貸なので、
ベッドリネン類の洗濯乾燥など全部済ませてから
退去日の夕方に L’Etat des lieuxを
することにしました。

その日の深夜便で日本に帰国する予定です。

EDFの手続き(京不動産に困っている話)

秋のこんなクレープ屋台も、いいですね

他の友人に聞くと、自分でEDFに行くなり
電話するなりして、解約手続きをしているのですが、
私の場合はちょっと手続きが違うようです。

私のアパルトマンにはガスは無く、
水道代は管理費に含まれているので、
電気代だけ、自分で直接EDFに支払っている状況です。

これをEDFのマイページから
自分で解約手続きをしてもよいのかを
家主に聞いたところ、
そうすると電気が止まってしまうので
やめてくれとのこと。

SMSの返信をくれない家主

ここからがよくわからないんですが…
家主から
”vous devez le passer la dernière quittance EDF”
とSMSが来ました。

たぶん入居の時と同じく
電気の利用者名義を変更するのだと思いますが…

passer〜とは、先月のEDFの請求書のPDFデータを
(EDFのマイページからダウンロードできます)
家主にメールで送って欲しいという意味なのか?
SMSで聞き返しましたが、全く返信が無い
名義変更は、この書類をつかって家主がやるってことかな?

私の家主は、京不動産のオーナーなのですが、
彼女と直接やりとしているのに
事務手続きが本当にうまく行きません!
(二度とここでは借りない。絶対に。)

日本語メールの問い合わせに対しても返信がない

SMSの返信が一向にないので、
今度は京不動産の方に
日本語で問い合わせしてみました。
(契約後の顧客対応をする日本人スタッフが、
 いま居るのかどうか、知りたかったのもあり…
 この家主とのやり取りを減らしたいのもあり…)

しかし…そちらも、全く返信無し。あの会社は
契約後の客のフォローをする気はないらしい。

どうやら京不動産は、ホームページも新しくなって
日本語ページもあり「一件ずつ丁寧に対応」
というような文言が書かれていますが、
とりあえず今の実情はこんな感じです。

家主からは
「日本人の友達で部屋を探している人がいたら
 紹介して」とSMSで言われたものの、
現状これなので、対応面で多々不安があり、
物件はともかく、個人的に紹介しづらい…ものすごく。
紹介したくない。
(他で、パリ不動産等の日系不動産屋を通して
 アパルトマンを契約している友人からは、
 不動産屋さん自体のこんな不手際を聞いた事は
 あまり無いんですよね)

仕方ないので、とりあえず請求書データをメールで送信

という訳で、
とりあえずEDFの最新請求書のPDFデータを
京不動産にメールで送っておきました。
マダムからSMSの返信が無い事も
がっちり書き添えて。

念の為、うちの部屋の電気メーターがどれか調べておいた

まあ、今自分で、もう1つ出来る事と言えば…

L’état des lieux の際(つまり退去日)、
家主と一緒に
EDFのメーター確認をするのだけは
絶対に必要だってこと。写真もとってやろうか。

うちのアパルトマンの電気メーターは、
フロアに5つあって、
そのうち、どれが私の部屋のメーターか
表示が無い状況で…。ここも流石フランスだけど笑

アパルトマンの同じフロアの他の部屋に
あまり人が居なさそうな時間帯を見計らい、
自分の部屋の電気ヒーターを点けたり消したりして
どれが自分の部屋のメーターか突き止めて、
付箋を貼っておきました。
これで騙されないな。(完全に信用してません)

ちなみに。
フランスの電気料金の検針は年2回しかなく、
うちの次回検針は9月らしい。

何とその間は、大体の使用量の予想に基づいて
2ヶ月に1度電気代が請求されるので、
時々金額修正のために、多めに請求されたり
少なく請求されたりする月が有るのです。
(そのせいで、私は今年の3月に
 通常の倍額の電気代請求がきて
 ビックリしましたが…)

続く!

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