日本に帰国する前には、住民税の関係で
税務署に手続きをしにいくことになります。
2014年1月1日にフランスに住んでいた人は、
2014年の5月頃に
2013年の収入等を確定申告するのですが、
それは既にネット上で申告済みの私。
(フランスの確定申告は、2回目からネット申告可)
しかし、この帰国の手続きは
ネットではできないので…
◾️身分証明書
◾️自分の numero fiscal等が判る書類
こちらを準備して、税務署に行きましょう。
確定申告の時期だから?税務署は混雑してます
15区の税務署は、12時から13時が昼休みで
シャッターまでがっちり閉められている。
13時ちょっと前に到着すると、
すでに15人くらいが、税務署前で待機中。
でも13時10分過ぎくらいにならないと、
シャッターは開かないのだ…。
時間がテキトーなのがフランス流。
行列も、きちんとした列にはなっていないので
シャッターが開くと、さりげなく割り込む輩が数人。
さりげない割り込みもフランス流。(よくない!)
そして、窓口そのものが開くのが、13時25分頃…
いつもの事だけどね…(慣れた)
そんな中、いきなり一番後ろから割り込む人がいる。
大分よれよれの服を着た、あやしげなおじさん、
それから小綺麗な身なりのおばさん。
どっちも割り込むのだ。
流石に皆1時間くらい待った後だったから、
列の中から、大声で「ちゃんと並べよ!」と
文句いう人がでました。
でも、割り込んだ当人も、
負けずに言い返しててスゴイ。悪びれやしない。
そんなこんなで、やっと窓口にたどり着き、
日本に引っ越すので
住民税の手続きをしたい旨を告げて、
番号札を貰い、また奥の窓口で私の番号が
呼ばれるのを待ちます。
住民税を払う(必要な場合のみ)
私の場合は2014年1月1日にフランスに居住し、
学生であり、働いていない(無収入)。
手元貯金だけで暮らしている。
よって住民税はゼロです。
というわけで、この日も支払はありませんでした。
もしここで、収入があって住民税がかかる場合。
本来は秋頃に税金の請求がくるので、そのとき払うのですが、帰国してしまうと手続きが面倒なので、ここでまとめて払っていく事ができます。
転居申請の書類を記入
「○月○日から、日本に住みます」と
帰国後の住所を申請。
すると、Attestation de changement d’adresse が貰えます。
ちゃんと転居の手続きをしましたよという証明書です。
…ここまでで、税務署の手続きは終了。
家主に要求されている書類について、税務署で相談してみた
アパルトマンの解約にあたり、
うちの家主から、今年の住民税を払って
その証明の書類のコピーを
提出して下さいと言われていました。
ただ、私の場合は住民税を払っていないので
支払済の書類等は、勿論発行されません。
どの書類を家主に出したら
税金手続き済みの証明になるのか、
税務署の窓口に聞いてみました。
すると、税務署の数人で話し合った結果(笑)
2013年の住民税がゼロだったという書類を
その場で印刷してくれて、
「2014年も同じ条件なので住民税はゼロだと
家主に言って下さい。
あとは、このAttestationのコピーを渡せば
良いでしょう」
とのこと。
というわけで、
書類をもって京不動産に直接出向いたら、
運良く、マダムだけでなく
ムッシュとお嬢さんが事務所に居たのでした…
助かった…これで少し話が早そう。
(マダム本当にやばい)
事情を伝えて、先ほど税務署で言われた通り
「2013年の住民税ゼロです」書類と
Attestationを
それぞれコピーしてお渡ししました。
以上で完了!すっきり!(マダムが一番厄介)
こうして着々と、手続きを済ませていくのです。
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