インレーを入れ直すのに、
歯の象牙質あたりを削ったので
しばらくは常温の柔らかいものしか食べられない
今日この頃です。
そういえば、アロンアルファでインレーを
象牙質に直接貼り付けた時も、
なんだかじくじく痛んだ覚えがあります。
(貼り付けないでいると、それ以上に痛かったけど)
今更ながら無茶をしたなと思っております…
さて、6月中に書く時間がなかったのですが、
水道メーター検針のお話をまとめてみました。
アパルトマンの掲示板に、水道メーター検針のお知らせが
ある日、アパルトマンのエントランスに
AVIS DE PASSAGE が掲示され、
RELEVE COMPTEURS D’EAU と書かれていました。
近く、水道メーターの検針があるというのです。
2年半住んでいるけど
一度もこんな貼り紙を見た事ない気がする。
私が貼り紙を見逃していたのか、
それともパリ市の水道業者が、最近、
私営から公営に変わったので、
今までとやり方が変わったのか?…謎です。
とにかくこの貼り紙によると、
「貴方の部屋の水道メーターを、
○月○日午後に検針します。
留守にする場合は
部屋の鍵を隣の人に預けていって下さい」
ええー。
このご時世、隣人に鍵を預ける世帯は
パリにどれだけ居るんでしょうか。
大体、今までどうやって請求金額を決めてたのか?
(◾️後日追記:前回の検針の数字を使うらしい…)
それにしても、この期日に検針できないと、
仮の、高い数値でカウントされることがあるなんて
フランス在住の方のブログで読んだ事がありますが、
今回は、私も退去前だし
できればちゃんとメーターを読んでほしいな。
しかし、まず日が悪い。
なんと、商業フランス語の資格試験の日の午後なので
どうやったって、私は午後1時半位まで留守なのだ。
ここで、不在の場合の手段がもう1つ書かれていて、
「自分でメーターを読んで
玄関前に数値を書いたメモを
貼っておいて下さい」
…とのこと。
でもこれって、思いっきり留守ですよって
言っているようなもので、防犯上どうなのよ。
自分の部屋の水道メーターを探してみた
ともあれ、この貼り紙を読む限り、
私の部屋のどこかに、水道メーターがあるらしい、
ということは判りました。いざ捜索。
お風呂まわりや台所を探してみて、
キッチンのシンク下収納の奥に、それらしきものを発見。
それにしたって、ここの配管スペース、
各部屋のキッチンを煙突状につないでいるので、
ここから上下階の煙草の匂いまで筒抜けだ。
(=当然、音も筒抜け)
パリのアパルトマンの実態はこれだ。
このメーター、2つある。
それぞれ蓋をあけると、違う数字が書かれている…
お湯と水か?
さて、どちらの数字が必要なのか???
メーターの読み方も今一判らない。
試しに、こんなメモを貼ってみたら
仕方が無いので、これは賭けだと思い、
検針の日、思い切って部屋の扉に
こんなメモを貼ってみました。
「午後1時半には帰ってくるから、
その間は先に、アパルトマンの
他の部屋のメーターを見ていて下さい」と。
だって「○月○日午後」って書いてあるからって
フランス人が午後1時に来るとは思えない…
(時間にルーズで遅刻が多い)
しかし!!!
こんな時に限って、1時すぎにきっちり来たらしい!
試験が終わって急いで帰宅すると、私のメモに、
水道屋さんがメッセージを書き込んでくれていました。
前回と同じ数字でカウントします
電話番号も書かれていたので、一応電話をしてみたら
パリジャンには珍しく、朗らかな感じのおじさんが、
「だいじょぶ大丈夫、前回の数字だから!」
と繰り返す。
再度、検針をしてくれる雰囲気ではない(笑)
Pas de problème〜!って言ってくれるが。
ホントかね…大丈夫かね…
というわけで、この様子だと、
前回の数字って、更にその前の前の前の…数字と
同じってことなのかも…?といろいろ謎でしたが
多忙のため、もうそのままやり過ごす事にしました。
メーターの写真撮って、コピー屋でプリントアウトして、
それを貼っておけばよかったか…?
まあ、できれば水道屋さんが検針するところも
見てみたかったので、そんなメモを残してみたのですが、
残念ながら立ち会う事は叶いませんでした(笑)
何となく、例の京のペーパーから考えても、
水道局は、ひょっとしたらある特定の数字を
ずーーーーっと適用していたのじゃないかと思うのですが
(なにせ、ひたすら同じ金額が並んでいたので…)
フランス水道局の真相はいかに。
フランスの水道インフラの供給力
ちなみに、
フランスの4人世帯の年間水道利用量の平均は、
150㎥なんだそうです。
東京の4人世帯だと、大体300㎥なので
約半分ということですね。
以前、パリの水源について書きましたが、
その時に見学した水道局の展示では、
バスタブにお湯を溜めて入浴すると
シャワーだけの場合よりも多くの水を使うので
望ましくない、という説明になっていました。
あああああいいいいいあああああいいいいいうううう
要するにフランスの水道事情では、
フランス人全員が
バスタブを使う生活を営むだけの
水道供給能力はない、という状況です。
(生活習慣が違う)
そう考えると…
あの首都圏の人口規模で
ほぼ全員がバスタブで入浴する生活を営む分の、
水の供給がなされている日本。
すごいかもしれない。
本当に水の豊かな国、日本。
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