パリと日本、住宅の水まわりの仕様が違う。

水栓と水 住まい
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今朝、突然テレビがつかなくなって
自分で説明書を読んだり(数分眺めて放棄)
後ろの線をいじったりして
しばらくするとなぜか復活。よかった(涙)

フランス国債格下げのニュースが
繰り返し流れています。

テレビを直してからバスルームを掃除していたら
なぜか足下にじわじわ水が流れてきたので
どこか水漏れかと思い(また修理ーー??)
慌てていろいろ水回りを調べました。

そうしたら…

よく、洗面台の水洗の付け根あたりには
水を溜めたり流したりする為の
小さなレバーがついていますよね。
(下の写真参照)

洗面台の水栓
画面右端に、水栓後ろのレバーが。この根本のところがガバッと広く開いてて、掃除の水も流れ放題でした。

このレバーの付け根には
パッキン等の防水措置が何もされていなくて
大きな穴が開いたまま。
=水の自由通路(笑)になっているので、
使用時やお掃除の際に水をかけると
洗面台の下の収納ボックス内に
じゃぶじゃぶと水が流れてしまう仕組みに
なっていたんです!!!

日本の住宅ではあり得ない、水まわり施工………
(元、住宅屋なので)

グローエの水栓なんだけど
日本に納入してる商品とは仕様が違うみたい。

そういえば昔、
バブルの後(円高の時期だったのかな?)
「輸入住宅」が流行った時代がありました。

しかし、
見た目はとても素敵な木製窓なのに、
雨が降ったら
窓枠から水がどんどんしみ込んでしまう商品も
たくさんあったのです。

湿気のない国の住宅商材は
住まいの中の水に関する始末の仕方が
日本と大分違うってことらしい。

バブル後の輸入住宅ブームの際も
うちの会社の部資材担当が
その雨漏れ窓枠(笑)メーカーに
(北米の会社でした)
水が漏れると文句を言ったら
「そのくらいフツーです、雨が降ったんだから」
程度の回答だったみたいで。

根本的な考え方が違う。乾燥している国は
濡れても乾けばいいってスタンスです。

というわけで
再度バスルームの床掃除と相成りました。
1月のパリの湿度は20%を切るレベル。

乾くから、いいってこと。

キッチンの水栓
これ以来、海外の水栓は、たとえ見た目が素敵でも、水仕舞いは疑ってかかるように…。(画像:Unsplashから)

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