パリは狭い。右岸と左岸って何?

パリの右岸と左岸 フランス社会・街並み・建築
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今日は霧雨まじりのパリ。
少しくらい雨が降っても
パリの人はあんまり傘をささない。
私も、このくらいならいいかと
傘無しでそのまま道を歩いていました。

すると、16区の少し広い通りで
どこかで見たことがある人が向こうから…

と思ったら、すれ違った瞬間「あ!」と二人で
声を上げてしまいました!
なんと、日仏学院のガストロノミー(食文化)の
授業で一緒だった方でした。

昨年末、最後の授業のときに
「自分も1月にパリに行くから
 どこかで会うかもね!」と冗談で言っていたら
本当にお会いできました。まさかの偶然、
パリで日本の知り合いに会うとは。
霧雨の中で、傘もささずに思わず立ち話。

パリってほんとに小さい街で、
東西10キロ、南北に9キロくらいのサイズです。

地図でみると
パリ市の真ん中にセーヌ川が流れていて
セーヌの南側を「左岸」、北側の方を「右岸」と
呼びます。

左岸リヴ・ゴーシュ(Rive Gauche)は
大学なども多くて概ね落ち着いたエリアです。
(区によりますが…)

この形、飯田橋あたりの地図に
よく似ていませんか?(セーヌ川=外堀とみる)
だからパリの人は
飯田橋や神楽坂エリアが馴染みやすいという話を
聞いたこともあります…
真偽の程はわかりませんが。

私の住んでいる15区は
中流階級の家族が多いと言われるエリアで
左岸に位置します。
左岸エリア全体の広さが大体4キロ四方程度。
ざっくりいうと渋谷~代官山~中目黒~三軒茶屋
あたりをまとめた広さ…ですかね。
(余計わかりづらい?)

東京から考えると、パリはずっと小さい街です。
というか、世界的に見ても
「東京」が巨大すぎる首都エリアで
他の国ではありえないサイズ感の都市なんですよ。

一つというには大きすぎるし、
トーキョーの中に、
様々な特色を持つ沢山のエリアが
ぎゅうぎゅう詰め込まれてる感じ。

世界の他の国で、同じくらいの広さの都市なんて
確かブラジリアくらいしか無かったと思います。
東京、巨大でカオスすぎる。

だからパリに来て
「人が自然に移動できる規模感で構成された」
都市のサイズを
住んで初めて体感している、東京生まれの私です。

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