従兄のM様から、
「お花関係の仕事をしているお友達がいて
その方がパリで提携しているお店がある」
ときいて、早速見に行ってきました。
16区のギメ美術館の近くにある
クロード・カンコーというお店です。
■Claude QuinQuaud
Créations Florales
15, rue de Chaillot, 75116 PARIS
お店は16区のオスマン建築の一角で
道に面した1階部分は
高めの天井になっています。
店内は、その天井あたりまで
木の枝が絡まりながら伸びていて、
一歩入ると木々や花に包まれているような
不思議な感覚になりました。
ひんやりと花の気が満ちて
少し深く呼吸すると
胸の中が浄化されるような心地よさでした。
何かお花を買って帰りたくて
お店の方に英語で話しかけようとしたら
向こうから日本語で話してくれました。
日本人だと分かるんですかね。
誇らしげに、幸せそうに花に触れながら、
とても気持ちのよい対応をしてくださる
お店の方。
最初、部屋の色にあわせて
橙色系統の花を買おうかと思っていたのですが
3センチくらいの小ぶりな紅白の花弁を持つ
八重咲のチューリップを見つけ、
その可愛らしさに思わず
そちらに決めてしまいました。
お花10本とグリーンを足して、12€。
帰宅して、そういえば花ばさみがなかったので
普通の工作用ハサミで水切り。
すると、暖かい室内で花が少しずつ開いてきて
ぐっと華やかな雰囲気になりました。
きっと従兄は、知り合いもいないパリに
一人で留学するのを心配して、
このお花屋さんの話をしてくれたんだと思います。
ありがとうね。
こうしていろんな人の気持ちに支えられて
今日のこの日を過ごしています。
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