パリでのコースランチ。ボリュームがすごい。

食事の量が多い 食生活
この記事は約4分で読めます。

不動産屋の日本人スタッフの方と
いろいろなお話をするようになり、
先日ご一緒にランチに行ってきました。

渡仏当初は自宅にネットが開通していなかった為
Wifiを使うのに毎日近所のスターバックスへ
行っていましたが、今は基本的に外食はせず、
自炊生活な私。外食は久しぶりです。

彼女は五年程前に、フランス人の方と結婚して
パリに引っ越してきたそうです。
パートナーはノルマンディー出身で、
家での食事は殆ど彼が作ってくれるのだとか。
そんな彼女が一度入ってみたかったお店がある
とのことで、そこに行ってみました。

パリのカフェやビストロの店頭にも、
よく手書きの黒板メニューが出ています。
15区のうちの近所にて、地元住民の普段使い?
らしきお店のランチのメニューを観察していると
大体こんな感じです。

■アントレ(前菜)+メイン
■メイン+デザート
■アントレ+メイン+デザート  …大体25€位。

Entrée(アントレ):前菜
Plat(プラ):メインの料理
Dessert(デセール):デザート …のこと。

フランス語の「Menu」は
日本語でいう「コース」にあたります。
「ムニュ」って読みます。
(プリフィクスは現地では通じませんので注意)
前菜、メイン、デザートそれぞれに、数種類の
料理の中から好きなものを選べたりします。
こういう場合、パンは大抵おかわり自由です。

コースじゃなくて、一品ずつ頼めるのが
À la carte「ア ラ カルト」。

私が外食をあまりしないのには、理由があります。
Menuだと量が多くて、まず食べきれないのです。
お残しする罪悪感がとても大きくて…。

今日もどのくらいの量が出てくるか
分からなかったので、
アントレとメインだけにして
お水はバドワを頼みました。

店構えはどこも素敵に見える(画像:Unsplashから)

アントレはキクイモのポタージュ。
体が温まります。
大きめのスープ皿にたっぷり出てきます。

メインはカスレ。お肉やソーセージ、
白インゲン豆の煮込みで、
これも”20センチ弱”の深皿にたっぷりでてきます。

バゲットとバターも本当に美味しかったけれど
うっかりパンのおかわりなんかしたら
絶対メインの料理は食べきれなかった…。

流石、パリ生活に慣れた彼女は
完食していましたが、私はメイン料理の
白インゲンだけは頑張って全部食べきったものの
お肉は半分あきらめました…これが申し訳なく…
とても美味しかったんですけどね…。

でも久々の外食は、店内の人間観察もできたし
とても楽しかったです!

パリに来てから思うのは、こうしたMenuの場合
私は「ボリューム半分でいいかな…」という
感じなんです。
食べ物のカミサマに守られている身として
(自分でそう信じてる)
出されたごはんを残すのは本当に切ない。

ノエル前後はどのカフェもディスプレイが美しい(画像:Unsplashから)

あんまり上品ではないかもしれないけど、
正直なところ、二人いるなら
アラカルトを1品ずつとってシェアするくらいで
丁度いいボリュームです。

観光客の多い店だったりすると
シェアするのも然程気にならないけれど、
こういう地元の方が落ち着いて召し上がっている
お店では、料理のシェアはしづらい気がします。
そもそもランチがコースのみになっていたら
1人1コース取るのはマナーかなとも
思ったり…。みなさんどうなんでしょうか?

パリで外食するとき「洋食がいいけれど
Menuだとボリューム的に食べきれない…」
という場合は、
アラカルト料理を1品だけ注文できそうな
お店を探すといいです。

私がたまに頂くのは、近所のカフェかビストロの
Steak haché(ステック アッシェ)で、
粗挽きハンバーグとフライドポテト、
ちょっとしたサラダが出てきます。
ちなみにハンバーグといっても、
本当に挽肉をまとめて塩胡椒で焼く
(卵や炒め玉ねぎなどは入れない)
超シンプルな料理で、赤身肉そのものの味を楽しむ一品。

そんなわけで…
頑張ってMenuに挑戦してみたこの日の夕飯は
ぜんぜんお腹がすかなくて
少しのパンとクリームチーズで十分でした。

やっぱり量が調整できるし、節約にもなるし、
パリ生活では自炊が多くなりそうです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました