パリカトのフランスの食文化講座。大変だけど、知る喜びが詰まっている。

パリカト
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今年は体調の良い秋を過ごせています。
夏にちゃんと休んだからか…。
やはり、短期ならともかく、長期留学には
適度な休養は取っておくべきなのだ。

サンジェルマン大通りからの横道

さて、仏語レベルも上がってきたので、
今学期はフランス食文化の授業も履修してみました。

毎回配られるテキストが、A4で20ページ位はあり
しかも細かい字でびっしり書いてある。
さらには、普通の辞書だけでは調べきれない
言葉がたくさん出てくる。
これを読み切るのは、なかなか大変。

辞書でわからないので、ネットで一語ずつ調べる。
地道な作業です。
それでも判らない時は、翌週のクラスで
先生に直接きく。

A4 20ページの資料の他に、宿題がでるので
毎週、このたった一コマの授業の為の
自習に10時間くらいかかってます。
フランスの食文化や地理、歴史的な話もでてきて
面白いんだけど…。

今のところ、テキストを読み切るだけで精一杯。
覚えきってるとはいえない。
いかな食い道楽の私でさえ、無理。

しかし、今週になって、
他の学生は、配られたテキストを
全部読んできている訳ではないことに気付く…
あれー。

ま、いいんです。食べる事は、私の情熱だから。

たまに試食もあるので、
これで昨年みたいに胃が悪かったら
食の授業は楽しめなかっただろうと、
健康をありがたく思う今日この頃です。

パンの試食の日

10月のパリの気温と湿度

このくらいの格好で歩けます

9月中のパリは、気温のアップダウンが大きく
1日で10度くらい気温が上下する事もありましたが
10月に入ると気温の波も落ち着いて
過ごしやすくなってきます。

晩夏の気温の名残と、
秋の始まりの雨が重なると、
一気に「湿度」の上がるパリ。

久々に、湿度60%を超えました。

これでは、洗濯物を室内干ししても
まったく乾かないので、
今年は小さな温風ヒーターを買ってみました。

でも、出歩くのに分厚いコートも要らないし
旅行にも良い季節です。

パリの紅葉は、紅というより、
黄色、橙色から茶色の葉が、季節を知らせてくれます。
学校の廊下の窓から、今はこんな風に中庭が見えている。

一部の街路樹だけは、すっかり葉が落ちた。
そうなるとパリの街中では、
夏の間は樹々の枝葉に隠れていた
美しいオスマン建築の陰影が
初秋の淡い陽の光の中に、少しずつその姿を現すのだ。

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