パリの水道水とミネラルウォーター。

パリで買う軟水のペットボトル 食生活
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先日の記事の通り
キッチンに浄水器をつけたので
ペットボトルのミネラルウォーターは買わずに
普段は浄水器のお水でお茶を淹れています。

浄水器を通しても
紅茶を淹れれば水色はとても濃く出ますし、
カップには一度でがっつり茶渋がつきます。
そして毎日使っている湯沸かしポットの内側には
驚くほどの白い粉が付くという…。
それでも幸い、今のところ問題なく
なんとか飲食&自炊生活ができています。

個人的に
ペットボトルの水は好きではないのですが
(ガラス瓶入りのほうが何となく好き)
こちらのスーパーには日本で見かけない様々な
ミネラルウォーターが沢山売られていますので
たまには味見でもしてみましょうか。

フランス産のミネラルウォーターといえば
日本でもおなじみのコントレックス、エビアン、
ボルヴィック、ヴィッテル、ペリエなど。
(日本のバーや居酒屋でよく出されるサンペレグリノはイタリア産)

お水の味もいろいろで、
以前コントレックスで味噌汁を作ってみたら
最悪に不味かったですし、
あまり硬度の高い水は和食を作るのには向かないようです…。

味噌汁
海外にいると、美味しいお味噌汁は超ご馳走。(画像:Unsplashから)

ボルヴィックは硬度50位で東京の水に近く、
フランス産の水の中でも日本人にとっては
飲みやすい方といえます。
日本でも結構流通していましたね。

フランスのミネラルウォーターって
やはり硬めのお水が多いのですが、探していくと
例えばこの「Mont Roucous」のように
「赤ちゃんにあげるのに適している」とされる
(粉ミルクとか)、含有ミネラルがごく少ない
軟水も見つかります。
これはフランス南部、オート・ラングドックの
自然公園のお水とのこと。
試しにそのまま飲んでみたら、日本(横浜方面)
の水道水に近く感じて、少し懐かしかったです。

このように
赤ちゃんの授乳に適した軟水のラベルには
笑顔の赤ちゃんや、片手でペットボトルを
ぐい飲みする赤子の写真等が付いているので
探してみてください。

渡仏当初は、ラベル記載のカルシウムや
マグネシウムの数値を、
スーパーの水売り場で片っ端からチェックして
いたのですが、この赤ちゃんマークに気づいて
からは、軟水探しがぐっと楽になりました。

ちなみに…飲料水ではありませんが
アイロンのスチームのお水として
工業的にカルキやミネラル分を除去した
「家事用のお水」も、スーパーの洗剤売り場等で
見かけます。(こっちは家事用なので飲んじゃダメ)

つまり、パリの水道水をアイロンのスチームに
そのまま使ってしまうと、
カルキの白い粉が噴き出したり、
洗濯物に白い粉がついたり、
場合によっては穴が詰まってスチームが使えなく
なったりするってこと…
(それ専用のカルキ取り薬剤まで売っているレベル)

(画像:Unsplashから)

今回、パリ生活での肌乾燥対策として
パナソニックのナノスチーマーを持参しています。
日本でだいぶ使い込んでおりますが
欧州の冬の厳しい乾燥に効果を発揮できるか
一度試してみたかったんですよね。
これからはMont Roucousでナノスチーマーを
使ってみます。

だって、水道水で使ったら
多分すぐスチーム吹出口がカルキで詰まるだろうから…

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