まだまだ続く、欧州の「馬肉問題」。
欧州には、肉マフィアが居るのでは?等
連日、様々な記事がでています。
(いると思うな)
フランスでは
食品トレーサビリティについて
欧州諸国に協力を求める方向で
動いてるようですが、
「冷凍ラザニア」一つとっても
関わってる国が5カ国以上もあり
あちこち話を付けるにも「馬力」が要る模様。
そんな中、今年て50回目を迎える
「パリ国際農業見本市」は
相変わらず大盛況なのでした。
地産地消の重要性が、改めて見直されるイベントだから。
今年は70万人もの人出だったとか。
イベント最後の週末は
子供達の春休みにも重なった為
家族連れで大にぎわいでした。
ここは子供たちがバランスの良い食生活を
学べるブース。親子でかぶりつき状態。
馬肉騒動の今こそ、開催する意味がある。
馬肉騒動の今だからこそ、
更に注目を集めているこのイベント。
出展している生産者や来場者が言っていたのは、
「この会場でなら、
生産者がこの食品をどうやって作っているのか
お互いの会話で知ることができ、
その上で買える。とても貴重な機会だ」
本当に。その通りだ。
私も生産者さんから
ベーコンやチーズを買いましたが、
拙いフランス語でいろいろ質問すると
根気よく答えてくれます。
お客さんと盛り上がって話してるお店も
よく見かけました。
とにかく、エネルギッシュなイベントです。
フランス各地方ごとの、ブースカラーやデザイン
今年も、フランスの各地方毎のブースが並びます。
毎年、各地方のテーマカラーは変わらないらしい。
ディスプレイやテーマカラー、ポップのデザインも
各地域のブランドを意識していて
いろいろみて回るのが楽しい。
そういうやり方、
フランス人は上手いなあと思うのです。
(商品パッケージのデザインに取り入れやすかったりね)
日本でよくあるのは「ご当地ゆるキャラ」。
キャラクター商品を売り上げて
ついでに地産品をアピールするってケースが多いか。
あるいは、日本で都道府県のイメージカラーや
デザインを作るってなると
都や県のマークやエンブレムの作成をやりそう。
これって家紋の文化からだろうか…。
いや、フランスにも紋章文化はあるけどな。
今年は、ブルターニュの生牡蠣ブースに挑戦。
一皿7.5ユーロ。美味しく頂戴いたしました。
しかし…パリで噂の「牡蠣の洗礼」を受け、
実はこのあと数日寝込みました。
美味しかったんだけどね…
今週はお粥とスープの生活です。
ともあれ、毎年この時期の人気イベント、
歩ける靴で、おなか空かせて、
動物パビリオンに行く人は
汚れても大丈夫な靴を履いて、
機会があれば是非行ってみてください!
フランスの食への情熱を、垣間見る事が出来ます。
参考までに、今年の情報です。
【会期】
2013年2月23日(土)
~3月3日(日)9:00~19:00
※3月1日(金)は23時までのナイターあり
(入場は22:30迄)
【入場料】
13€(大人)、6€(6~12才)
6才未満の子どもは無料
※3月1日のナイターチケット(19~23h)6€
※学生は、AまたはLゲートに限り
学生証を提示すれば6€になります。
Aゲートはポルト・ド・ベルサイユ駅をでて
会場に向かって右側のチケットゲートです。
【メトロ】
12番線 Porte de Versailles
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