フランスでは、毎年秋頃に
住民税や所得税の請求が来ます。
私が受けとったのは、
AVIS D’IMPOT 2013 TAXE D’HABITATION
というタイトルの請求書でした。
11月中旬に、税務署からこの請求書が来たのですが、
近所に住んでいた友人から聞いていた金額よりも、
随分高くてビックリ。ええええー?そんなばかな??
面積や建物の条件によっても住民税の金額は変わり、
友人は40ユーロ程の請求だったのです。
ところが、私の請求額は、何と300ユーロ以上。
ずいぶん違うよ?
一桁違うっておかしくないか?
10月に届いた
「確定申告書類が見当たりません云々」手紙の
件も有るし、
ひょっとして何か手違いでもあったかと
(これもブログに書きましたね…)
直接、税務署に出向いて、問い合わせてきました。
予約を取ろうとメールしたら
アポ無しで税務署に行っていいですよとの事。
(請求書には「来署時には要予約」って
書いてあるのにね)
今年の住民税の支払期限は
12月16日になっていたので、
一応、その前に、税務署に行ってみたのでした。
例によって、少し並んで待ち、いざ窓口へ。
出て来たオバサンは、
そもそもちょっと感じが悪かった…。
背の高い黒人女性で、メイクばっちり、
ごついアクセサリー山盛り。
やり取りはこんな感じ。
住民税の告知が来ましたが、金額が妙に高いんです。5月に、ここで確定申告書類を提出し、10月にそちらからいただいた手紙には「既に確定申告済み」と返事も出しています。
ひょっとして何かの手違いでは?そもそも私は学生で、働いていません。
学生でも、親からお金貰ってるんでしょ?
いいえ、自分の貯金で生活しています。
あなた、(10月の)この手紙が来た時に、確定申告しなきゃだめだったのよ!
受理されてないんだから!
直接ここに来て、書類を出してるのに、税務署がそれを紛失したんですか?それに、10月の手紙には「確定申告済みの場合は、その旨返信を」と指示があり、私はその通りすぐ返信していますよ。
誰が紛失したのかなんて判りません。受付から、いろんなところを廻りますからね。
そんな言い訳あり得ないだろう…
どこを回ろうがなくすんじゃ無いよ!
フランス人は自分達の非を絶対に認めないものだ。
これがフランスの普通の対応である。
確かに、この金額は、話を聞くと高過ぎますね。とにかく、支払期限は16日までだから、先に支払ってください。(→どうしてそんな事言える?)そして今から確定申告書類を出せば、税額が再計算されて、後から払い戻されますから。
頭にきた。
そんな金額は用意していないので払えません。
とにかく、確定申告はやり直さなきゃだめなんですね?再提出して、税金が再計算されて、新しく請求がくるのを待ってもいいですか(怒)
Comme tu veux(好きにすれば)
…オバハン、Tuって言ったな。失礼な。
Vousくらい使わんかい!
相変わらずとんでもないフランスのお役所。
というわけで再度、確定申告の用紙をもらい、
一旦家に帰って、添付書類のコピーをし直して、
再度税務署にて、申告をする羽目になったのでした…。
再提出にあたり、5月からの経緯を一筆書いて
添えてやりました。
ついでに言えば、私の名前も間違って届いてたし。
その訂正依頼もかけました。
後ほど再提出に行った時の係員さんは感じのいい人で
事情を説明したら
書類の内容もその場で確認してくれました。
これから税額が再計算されて、再度請求が届きますから、それを待っていて下さいね(笑顔)
笑顔、でしたよ…何だかちょっと安心しちゃったよ…
先述のオバハンとは大分違いましたね。
そんな訳で、現在、再計算書類を待っている状態です。
いつ頃来るのかね〜。
結論。
留学生で、住民税の請求が妙に高いなと思ったら、
取り敢えず税務署に行って
問い合わせ(△喧嘩)してみることをお勧めします…。
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