ヒアリングと読解の点差を考える。

パリカト
この記事は約3分で読めます。

春学期、第2回目のテストが返却されました…。

総合フランス語のテスト内容は、
◾️文法の筆記試験
  grammaire
◾️CDを聞いて、設問に筆記で回答する
  compréhension orale
◾️新聞記事等を読んで、設問に筆記で回答する
  compréhension ecrit
◾️テーマが提示される自由筆記
  expression ecrit
これらの4分野に分けられています。

そしてやはり…CDを聴く問題だけ
ヒアリング系の点数がすご〜〜〜く低かった。

毎日CD聞き流してるんだけどな…
耳は大分慣れて、授業の内容や先生の言うことは
他の生徒と同程度には聞きとれてるような
気もするんだけどな…と大分へこんでいます。

パリカトの今のクラスでは
テストはやりっ放しにせず
後日、全員で答え合わせをします。
良いシステムだ。
答え合わせの時間に、自分が何をどうやって
間違えてるのか、研究できるので。

知らない単語が出てきた時。読解とヒアリング、両場面での違い

自分で気づいたのは
わからない単語がでているのは、
読解でもヒアリングでも同なのに、
◾️文章を読むときは、字面から何となく
 意味を想像して回答している
◾️でも、耳で聞いてわからない言葉があった
 ときは、そこから先の思考が、かなり鈍る
ってこと。
文章の難易度も同程度なのに
とにかく点数の「差」がありすぎる。

いわゆる、耳ボキャ貧かしら。
(=耳からのボキャブラリーが貧困)

そうか〜。
もう、聞き流してるだけじゃダメってこと?
CDの原文を見て、1語ずつ全部、
何言ってるか確認しておかないとダメってこと?

フランス語CDの、ポエムな教材が好きじゃないって話

というわけで、速攻でジベール
(文教堂とか有隣堂みたいな本屋)に行って、
なるべく長時間のCDで
かつ全部の「原稿付き」の教材を入手してみました。

そうそう、フランス語学習CDにありがちな
ポエムとかシャンソンとかが
一切入ってないものにしました…。

フランス語の耳をならす入門教材には
お国柄なのか、結構そういう教材も多いです。

違うんだ!ノンポエムだ!ノンシャンソンだ!
だって、試験はたいてい、ポエムじゃないし。

全く同じ音、ってのがやっかい

それから、先日の発音のクラスで
ショックを受けたこと。

フランス語は、単語と単語が流れるように
繋がっていきます。

だから例えば、
「そして手袋を!」  Et les gant!
「優雅ですね!」 Elegant! 
って言う時、発音記号も文のリズムも
全く同じ音になる。

この事実を知った時…、
思わず本を投げそうになりました。

そんなのわかるもんか〜!って
その場で叫びたかったけど、
うちの発音クラスでは
授業中にフランス語以外の言語を発する
罰として
「クラス全員分のチョコレートを
 買ってこないといけない」
素敵なルールがあるので、ぐっと我慢しました。
(↑ 5分以上の遅刻と、フランス語以外の私語に
  適用されてます。楽しいクラスで最高!)

まあでも…

次のテストは月末。この全原稿つきのCDで
集中して取り組んでみます。
ちょっとは進歩すると良いな…。何でも実験だ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました