パリの映画館いろいろ。

パリカト
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最近、先生から「映画を見なさい」という指令があり
何度か映画館に足を運んでいます。

映画館のハコ、いろいろ

パリの映画館もいろいろです。
フランス国立図書館ちかくだと(要は再開発地区)
下の写真のように新しいビルで
日本のシネコンみたいな映画館もあれば…

内部も、日本のシネコンとだいたい似たような感じ

パリ左岸、カルティエ・ラタンには
こんな感じの、こじんまりした映画館もあります。

こちらの内装は「上映室」程度というか、結構アレです

カルティエ・ラタンの映画館では
隣の部屋で上映中の映画の音声も聞こえてしまう位の
壁の薄さに驚きました(笑)
一回、このボロさは体験してみるといいかも!
さすが築100年越え!
そう、築年数の問題だろうな。

ちなみに、上記2つの映画館、外観は大分違いますが
どちらも ” mk2 ” という同じ会社の映画館。
違いすぎて最早面白い。

それから、独立系のミニシアターもあって
先日行ったのはこんな外観でした。

小さい映画館の中は、下の写真のような雰囲気です。
もっと古く小さくした感じかな。

Duke of York's Picturehouse, Brighton, United Kingdom
(画像:Unsplashから)こちらはイギリスのブライトンにある映画館だそうです

フランスの映画産業の状況と個性

パリの映画館、
金曜夜や土曜の午後以降は混雑しますが
その他の平日等は、案外すいてます。
その様子は、日本とさして変わらないか。

フランスでも、映画館に行って映画を見る人は
少しずつ減ってきています。
映画はフランスの文化だとして、
国が補助金をだして映画産業を支えてはいるのですが
それだけでは厳しいみたいだ。

フランス映画界には、独特の反骨精神がある。
ハリウッド映画では扱わない(扱えない)テーマを
映画作品にして、賞まで与えたりするのだ。
時に「我々はアメリカ資本頼りの奴らとは違うんだ」
と、地球の反対側で、映画作品を通して主張する。

文化を通して主張するってのが、いいじゃないか。

映画チケットがお手頃なフランス

ただし、映画館の料金、こちらは本当に安い。
先日開催されていた Fête de cinema の
(年に数回開催される、映画祭り)期間中は
なんと1本 3.5€(約500円)程度でしたし、
普段でも、学生料金だと6.5€(1000円弱)くらい。

ホントに映画が好きって人なら
UGC という映画館の月間フリーパスもいい。
(UGC ILLIMITE)
パリ市内に何ヵ所もあるUGCの映画館なら
20.8€(3000円弱)で見放題。
映画マニアのクラスメートが喜んで使ってます。

パリカトの授業で
「字幕ナシで、フラ語音声のみで、映画を1本みる」
という機会がありました。
当然聞き取れないところが多いので
必死でストーリーを推測しながら100分ほど見続け、


………疲れました。

まあでも安いから、
修行の為にまた見にいってもいいかなあ
とは思いましたが…。

仏語映画が
私にとって娯楽になる日がくるのだろうか。

余談:今年のパリカトは10週間連続授業でキツいって話…

さて、映画のせいではありませんが、
毎年恒例ノドから来る微熱で、今週末も休養中。
寒暖の差が大きいのと、湿度20%台の乾燥した空気で
結構ダメージ受けるのかもしれません。

私は勉強スイッチが入るのに時間が掛かります。
でも一旦スイッチが入れば、結構何時間でもやります。
6時間くらいとか。

でも、流石に年齢も年齢だし、
最近はちょっと睡眠時間を削る程度の
復習にしてたんですが、
それも積み重ねればやっぱり体にくるんですかね。
(自分をだませるか試してみました)

いつもの学期なら
今頃はちょうど中間休みの時期なのですが
今年は異例の「10週間連続授業」で
学校中が妙に疲れきっています。先生も生徒も。

(8週授業+中間休み、くらいが
 通常のフランスの授業ペース)

今週末はゆっくり寝て、元気になったら
また映画にチャレンジ…するかなあ…?

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