海外での体調不良。漢方の知恵を重ねて考える。

日記
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2ヶ月ぶりの更新、遅まきながら秋のご報告です。

パリにいると日本の地震被害状況が見えにくい

日本でまたM7.3の地震があったと、
ニュースで知りました。Yahooニュースで
「都内震度5」「携帯発信制限あり」
という記事を見たものの、
どの程度の状況なのかがパリに居ると
判らないもの。このタイトルだけ見ると
3.11を思い出してしまう。

こんな時、不要不急の携帯メールは、
現地の通信網の負担になるしどうしよう…
と思いながら自室の時計をしばらく眺め、
実家にだけメール入れてみました。

するとじきに返事が来て、
3.11の時みたいには揺れなかったと聞き
少し安心。

こんな時は「みなさまどうか無事で」と
10000km先で祈るばかりだ。

渡仏して初めての秋

パリは紅葉というより黄葉

10月以来、
全然ブログを書いておりませんでした。
秋学期からの授業がキツかったのと、
体調も崩しておりまして…。

渡仏以来はじめての秋を
楽しむ間もなく過ぎていき、
気づけば街中にはノエルの飾り付けが!
季節が巡るのがあっという間で、
年末っていう実感も湧いていません。

パリの秋、ちょっと勿体無かったなあ。

体調面では10月に胃炎になり、
5キロくらい体重が落ちました
(蓄積あるから大丈夫ですよ)。
今は1キロ戻していますが、
11月以降は扁桃腺が腫れだし、
ずーっと熱っぽい感じです。

ちゃんと食べていなかったせいか、
治りが遅い。やっと食欲が戻ったのは
12月になってからです。

ちなみに今日の夕飯は栄養たっぷりの親子丼。
弱った時はやっぱり洋食より和食だ。

遠く離れた欧州で、東洋医学の知恵を思い出す

そんな感じで、ぼやぼや寝込みながら、
東洋医学の諸々を思い出してました。

東洋の暦では、
春夏秋冬の年4回「土用」があって、
この時期は体調を崩しやすいとされています。

春土用4月中旬〜5月上旬(立夏まで)
夏土用7月中旬〜8月上旬(立秋まで)
秋土用10月中旬〜11月上旬(立冬まで)
冬土用1月中旬〜2月上旬(立春まで)

春の土用時期は、
肝の気が弱るから五月病が増え、
秋の土用時期は、
扁桃腺等がやられやすいとか。

現代日本では夏土用だけが有名。
平賀源内の広告戦略により、
鰻ビジネスが活況です。
ちなみに天然物の鰻の旬は秋以降だけど
養殖物は夏土用の出荷に合わせて
育ててることも多いので、
夏土用に食べるなら養殖うなぎがいいかと。

ともあれ、今年はずっとパリにいて、
こちらの気候で過ごしているわけですが、
自分の身体は今でも日本(東洋)の暦や
土用のリズムに繋がっているって
ことでしょうか…。不思議な気がしました。

もう大分回復して、
そろそろ普通の生活に戻れそうです。
(土用も終わったし)
そして、まさに胃炎と格闘しているときに
日本からお薬を届けてくださったN先生、
本当にありがとうございました!

年内のテストも概ね終了しましたので
(といっても年明けすぐに期末テスト有り)
次回は、南イタリア旅の続きの記事をアップします。

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