渡仏初日。借りておいた部屋を初内見。

飛行機の窓から 住まい
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成田発21:55の便だったので
正月の帰省ラッシュにあわずに日本を出国。
そしてシャルルドゴール空港 4:20着、
空港のオープン時間に到着しました。

早朝で空港がすいているので
大荷物を持った一人旅でも
荷物ごと入れるお手洗いをゆったり使えたり
(本当に人がいなかったので…)
バゲージクレームでトランクを拾う時でも
比較的のんびり動けました。
「超大荷物の一人旅」には
おすすめの便かもしれません。

ただ、入国審査が
EU内国籍者用の窓口しか開いてなかったので
焦りました…
しばらく他の人の動きを観察してから
(日本人らしき人を探して観察…)
私もそこに並び
無事入国スタンプをもらえました。
★このスタンプは、これから滞在許可証を
 申請するのに必要で、押し忘れると
 かなり面倒なことになるので
 必ず貰っておきましょう!
(うっかり押しわすれる担当者がいるそうです)

そして不動産屋との待合せ時間まで
空港でネットをしながら待ちました。
9ユーロで一日じゅうWifiを使えます。
しばらく部屋でネットできないので
ちょうど良いかも。

街に出てしまったら、この大荷物だし
空港で待ったほうが楽かなと思いまして。

大荷物の私は大きめのタクシーに乗れて
(たまたまなのか?)パリ市内へ向かいました。
渋滞もなく、1時間弱で到着。

今回、実際の部屋は見ないままで
メールとネットのみで賃貸契約をしたため
今日が部屋の初内覧です。

(画像:Unsplashから)

借りた物件の周辺の道の映像を
空港でネットをしながら
Googleストリートビューでチェックしたので
タクシーが1回行き過ぎてしまった時に
「この後ろの建物では?」と速攻で言えました。
Google 便利ですね~。
借りた物件は、1階にスーパーがあったので
すぐ分かったのです。
(■2021年追記:今だったらスマホのUBERアプリで行き先の住所を入力してからタクシー予約できるので、こんな心配もないですね)

物件前で、オーナーと会い、室内へ。
出発前、物件の管理人に、私宛の郵便物を
受け取っておいてくれるよう依頼したのですが
なんとその管理人は1ヶ月のバカンスで不在…。
代理の管理人が居たけど
「聞いてない」とスペイン訛りの仏語で
まくしたてていました。
おお~フランス生活っぽくなってきた!
…スマホ用のSIMカードが届くはずだったのですがね。

まあいいか。たぶん諸々そんな感じですよ、フランス。

部屋は、ネットで見るより広めで、
インテリアの色合いもそれほどきつくなく
写真より実際の方が気にいりました。
キッチンも、まあ広めだし。

水もお湯もでるし、
扉や引き出しも全部開くし、
電子レンジ、電気コンロ、換気扇、電灯、
洗濯機など家電もすべて動く。
(使い方もこの時に確認します)

排水も一度全部水を流してみて
詰まっていないことを確認。
(これ、後で自分で詰まらせると結構修理にお金かかるらしい)

窓ガラスにはヒビが。
窓ガラスの端にはヒビが入ってました。ステンドグラス風のシールで一応補強してあるという…(日本で同家賃の物件なら有り得ないですが笑)

家具家電付き賃貸で
部屋にあるものは全部使ってよいそう。
頼んでおいた初日用の寝具の準備はできてました。
オーナーが
洗ったシーツも持ってきてくれていました。
(たたみ方が相当ぞんざいなのは気にしない)
パリに着いて早々、適切な店の場所も
分からないのに、寝具探しにいくのはつらいから
助かります。

室内の壁は
一通りペンキを塗り直したばかりできれいです。

問題は、オーナーがカーテンを開けようと
布をひっぱったら、
カーテンレールごと全部落ちてきたこと!
今日中に修理するよう手配をしてもらいました。
(オーナーは「カーテン無くても暮らせるわよ!」
 位の事は言っていましたが、
 それでは室内が向かいのアパルトマンから
 年中、丸見えなので
 日本人的にはちょっと気になるよ)

アバルトマンのゴミ出しや
鍵開け方法なども確認。
エレベーターと漆喰壁の螺旋階段が
レトロな雰囲気の建物でした。

アパルトマンの螺旋階段
エレベーターなしなので、ひたすら階段生活です。

…そんなところで、あとはオーナーの車で
不動産屋の事務所に行き、住宅保険の書類など
メールで対応してくれてた日本人スタッフの方に
もう少し詳しい話を直接聞いて、終了。

このスタッフの方がよい方で
まだネットや電話が使えなくて
(SIMを郵便で受け取れなかったし)
不便だろうからと
事務所の電話を使わせてくれたり、
この周辺で生活用品のそろう店等を
教えてくださいました。
(もうこの方は退職されてしまっているので残念です…)

オーナーは結構いいかげんで
ゴミはビン以外ぜんぶ一緒でいいのよ!と
言っていたけれど、
このスタッフの方に聞いたら
15区は3分別になってました。
(オーナー大丈夫か…)

洗濯機も、オーナーの言う通りに
日本の服を洗濯すると縮むとのこと
(やっぱり…)
そんなテキトーさもこの国らしい。
って、オーナーはイランの方だった…。

アパルトマンの廊下
廊下は超シンプル。部屋ごとの表札は無し。

ともあれ、不動産屋から家まで
徒歩15分くらいなので、
とりあえず食べるもの少しと
掃除道具などの日用品を買いつつ、歩いて帰宅。
近所の雰囲気も何となくチェックしておく。

そしてまずは部屋中の棚を全部拭いて、
荷物をおさめて、
調理器具や使いそうな皿を全部洗って、
台所も一通り拭いて、
お風呂やトイレを使える状態にして、
ベッドの支度をして、
やっとちょっと自分の部屋っぽくなってきました。

そこに、カーテンレールの修理屋さんが
来てくれましたが、
カーテンレールは何とかつけられたものの
レールの不具合で
そもそもカーテンが全然開閉できないことが発覚。
(前の住人はどうしていたんだろう…)

その場でオーナーに電話してもらって
明日、新しいレールに交換してもらうことに
しました。
(オーナーはお金を出したくないのか
 少しごちゃごちゃ言っていましたが、
 修理屋さんがこれじゃ困るよ!と
 プッシュしてくれていました)

ようやく初日の用事完了。お風呂に入り
(ほんとは風呂場をもっとしっかり洗ってから
 入りたかったけど)
寝間着に着替えてさっぱり!
はー、お風呂って生き返りますね!

モノプリで買ったSushiと
持参したフリーズドライのお味噌汁で夕食に。
日本茶を全部、別送にしてしまったのは
ちょっと失敗…
少しはトランクに入れておけばよかった。

あああああいいいいいあああああいいいいいうう

夜9時頃、ふと強烈な眠気に襲われ
明日やることを
ちょこちょこっとメモに書いて、寝る。
1秒で眠れました。

とりあえず、一人で大荷物をかかえ、
海外への初転居、完了。

(徒歩3分のスターバックスにてブログアップしました)

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