数ヶ月前にWEBで入手した
7月14日のMadonnaコンサートのチケット。
買ったときには気づきませんでしたが、
7月14日ってフランスの革命記念日でしたね。
(今月に入って気づいた)
革命記念日のパリは、
午前中にはシャンゼリゼ通りで
オランド大統領や軍隊がパレードしてたり
夜にはエッフェル塔周辺で
打ち上げ花火が上がったりと
一日じゅう賑やかです。
フランス人にとっては大切な日。
自分たちの権利を捥ぎ取った日だから。
空軍機のアクロバット飛行や
三色旗のパラシュート部隊も出ましたが、
今年は1名が着陸に失敗して
軽い怪我をした様子。
オランド大統領が、車を降りて
その人に直接声をかけに行っているところが
テレビ中継されていました。
こんな日に、大事故にならずによかったね、フランス。
今年の7月のパリは何だか雨がよく降ります。
まるで日本の梅雨みたい。
でも不思議と湿度はそれほど上がらず
気温も低めで、涼しいくらいの陽気です。
記念日当日も天気予報は雨だったけれど
結局ぱらっと降っただけで
各種イベントは無事に全て実施されていました。
よかったね、フランス。
そんな革命記念日に、
テスト後の疲れで10時間もぐうぐう寝た私は、
パレードも花火も
テレビ中継を見ただけで済ませ、
夜のMadonnaコンサートに
体力を温存しておりました。許してね、フランス。
会場はスタッド・ド・フランス。
何と…1998年に
サッカーフランスワールドカップの
決勝をやった場所!!!
そんな会場のアリーナに立ち入るのかと思うと
マドンナコンサートじゃなくてもわくわくする。
スタッド・ド・フランスは
パリの北の端にあります。
パリ南西の15区の自宅からは
メトロの乗換1回だけで45分程で行けました。
日本では、サッカー日本代表戦を見るのに
横浜から埼玉アリーナまで
2時間くらいかかるのにね。
パリってほんとに小さいです。
18時半開場で、
周辺のグッズショップも物凄い混雑。
なのに、物凄いのんびり商売してました。
何せ最前列の客が、
じっくりゆっくり好きなものを選ぶので…
アリーナは
ざっくりブロック分けはされているものの
そのブロック内ならば、どこから見てもOK。
しかし…
私の身長ではステージを直接見る事は不可能
でした(笑)
海外でスタジアムのアリーナコンサートを
見るのはもうやめようと、状況を理解しました。
海外アーティストのコンサートは
写真撮影はけっこう許されてるんですかね。
皆がこんな風にこぞってカメラを掲げてて
よけい見えないぞ。じわじわ移動しつつ、
人の肩の隙間、ステージが見えそうなところを
頑張って探しましたよ!
それと、入場時間と開始時間の話。
私は19時半くらいに会場に入ったけど、
結局、日が落ちる22時すぎになって
漸く始まったのでした。
(欧州の夏の日没は超遅いからね!!!)
確かにね…舞台装置の3Dスクリーンとか、
暗くならないとダメだもんね…
知ってたらもっと遅く来たよ…。
グッズショップでダラダラしてきたよ…。
でも始まってみれば、
舞台装置も、音も、衣装も、
安っぽいものは無く、
さすがのこだわりぶりで
ホントに一流のプロの仕事でした。
思ったより、
フランスの観客はおとなしかったです。
そういえば、横も後ろもゲイカップルで、
超仲良しでした。そんなところも
Madonnaらしいというか
フランスらしいというか。
終演は、なんと0時10分過ぎ。
もちろんこの日はメトロも遅くまで運行してて
(最終1時半だった)
みんなおとなしく駅に向かいます。
最後におおっ!と思ったものを一つ。
交通整理に、
目線が高い「馬部隊」登場!
テストが終わったと思いきや、
来週はパソコンを使った
プレゼンテーションがある…。
次回もウケるプレゼンを目指そう。社会人だもの。
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