パリのコピー屋さん。

沢山の紙 手続きいろいろ
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パリでの様々な手続きで必要になる
書類のコピー。
何故こんなに同じ書類を
何度も出さねばならないのかと思う程、
紙をほしがるフランス行政。
保管場所が大変なことになってそう。

さて、日本に居るときはすぐに
「近所のコンビニでコピー」できますが
パリにはコンビニがありません。

ではどうするか?…
私のお勧めは「コピー屋さん」に行くことです!

コピー屋さんとは?

パリでコピーをとる
15区のFelix Faure駅すぐ。セルフサービスでコピーできます。

こちらは、うちの近所のコピー屋さん
“POINT COPIE” です。
(■2021年追記:
 看板デザインが変わっていますが
 今でも営業しています!)

店内の雰囲気が少し判るよう、
あたりが暗くなってから撮ってみました。
日本にはあまり
こういうお店はないと思うのですが
フランスには街中に
このようなコピー屋さんがあって
必要時はここでコピーができます。

写真の通り、日本のオフィスやコンビニに
置いてあるようなコピー機で、
白黒&カラーコピーはもちろん、
USBメモリに保存した書類の印刷も可能。
他のお客さんは、
大量の書類を何冊も製本してもらっていたので
地元の印刷屋さんという感じでしょうか。

私はビザ更新に必要な書類のコピー、
電車のEチケット(PDF)の印刷をするとき等
よく利用しています。

確か、10枚までのコピーなら0.2ユーロで、
11枚を超えるコピーだと、0.1ユーロ。
(ただ、USBデータの印刷はもっと高い…
値段忘れましたが) ここは比較的安い方かも。

そしてなんと嬉しい事に、
日本でもおなじみ京セラミタのコピー機
(■2021年追記:
 今はキャノンのコピー機があるかも)
なので、操作パネル右下の
「Langage」というボタンから
日本語表示に切り替える事も可能!
★使用後は必ずフランス語に戻すこと!
 他の人がめちゃくちゃ困ります!)
拡大縮小、画質調整、両面印刷、2in1、
日本で慣れた操作なら何でもできて便利です。

Googleマップで「photocopie paris」と
検索すると結構出てきますので
探してみてください。

パリで、コピーショップ以外でコピーできる場所は?

  1. 郵便局に行ってみる。
    郵便局の隅っこにある、大きな金属の「箱」(大抵グレーです)、よく見たらコピー機なのでした。あまりに古めかしいので、最初はそれがコピー機だとわからなかったほどです。ちなみに、拡大縮小機能なし!
  2. 警察(クリニャンクール)の受付の奥にあった。
    建物内に証明写真BOXがあって、その側には何と郵便局と同じ、古めかしいグレーの金属製の箱(=コピー機)がありました。こちらも拡大縮小機能なし。
    …郵便局、警察とも、A41枚0.2ユーロでした。小銭だけしか使えません。自動原稿送り装置なんかついていませんので、一枚ずつ、ガラス面の上にのせて、ちまちまコピーします。
  3. パリカトなら、Batiment Bの図書館入り口にコピー機があります。
    専用の「コピーカード」を図書館受付で購入して使う仕組み。これも大変クラシックな機械でございました。日本の大学やオフィスではなかなかお目にかかることのできないアンティークな…(お察しください)
  4. Office DEPOTに行く。
    フランスにもオフィスデポがあります。ここのコピー機はちゃんと今時のものが設置されています!私が行ったお店では、コピーはセルフサービスではなかったので、見られたくない書類(銀行の残高とか)をコピーしたい時はちょっと困るかも。
    下記のオフィスデポサイトで、Adresse欄に探したいエリアの郵便番号(パリ15区なら75015とか)を入力してRechercherボタンをクリックすると最寄りのお店がいくつか表示されますよ。
  5. 大きめのMONOPRIXでも、上記のクラシックなコピー機を置いているところがあります。日本でいうイトーヨーカドーみたいな感じでしょうか。

<注意>うちの近所にもう1軒、
コピー屋というかネットカフェ的なお店が
ありました(2021年現在、既に閉店)。
セルフサービスではなくて、
係の人が集まってコピーを取りながら
じろじろと客の書類の内容を見るという、
日本では考えられない
無礼千万な状態だったので、
1度で懲りて使うのをやめました。
インドか中東系のネットカフェだったような。
ちなみにオフィスデポも
セルフサービスじゃなかったんですが、
こんなに失礼なことはされませんでしたし、
店舗によって社員教育のレベルが
相当違うようなので、
ネットカフェっぽいところは
気をつけたほうがいい。

そして…
コピー屋さん「以外」の場合、
置いてあるコピー機が故障中、
という場面にもよく遭遇します。

だって、フランスだもの。

POINT COPIEの優しいマダム

コピーショップの看板

もう何回もこのお店に通っているので
お店のマダムが顔を覚えてくれました。

この間は、ドイツ人学生達がコピーに来ていて
マダムはいつものように
彼らとちょっとお喋りしながら
楽しげに会計していた。

その後で私も会計しながら
先日ドイツに行ってきたことを話すと、
マダムは
「私はドイツが大好きなの。
 若かったらドイツに暮らす事を選んでいたと
 思うわ。ドイツの人たちは礼儀正しく、
 きちんとしていて、親切だし。
 もちろん私はフランス人なんだけど、
 働いているとフランス人のいい加減さには
 時々とても困る事があるのよ。」
なんて言っていました。
へえー、フランス人でも
そんなふうに思っている人がいるのか。

他にも
日本はドイツと似たところがある、なんて
話をしたり、
例のコピー機の言語変換の方法を
マダムや他のお客さんに実演したり。
(機械好きなので…)

マダムは
「ドイツ人同様、日本人はちゃんとしている」
と思ってくれているらしく、
会計の時にコピー数カウンターを
チェックすることなく、私の申告枚数通りに
会計してくれるようになっています。
(信用されているらしい…余計、間違えられない!)

フランス人も、いろいろね。

コメント

  1. KAZUKI より:

    こんにちは。フランスパリに出張で来ているものです。A3用紙が必要になったため、どこで購入できるか探していたところ、文中のOffice DEPOTで購入することができました。貴重な情報ありがとうございました。

    • 管理人 より:

      お役に立てて良かったです!ブログを作ってからだいぶ経つのですが、いまだにフランスからのアクセスが結構あるため、読みにいらっしゃる方がいるなら…と思って残しています。パリでのお仕事がうまく行きますように。

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