フライトの疲れで、10時間も寝てしまった…。
朝8時頃に目が覚めても、窓の外は未だ暗い。
カメラの夜景モードでとって、こんな感じ。
ホントに夜みたい。
そういえば、昨日空港でも9時頃になって
やっと朝日を浴びた。
緯度が高いってこういうことなのか…
欧州で冬を過ごすのは初めてなので、体で納得。
中央暖房(床暖房)の恩恵
朝起きると部屋が暖かかった。
そういえばこの部屋、
床暖房だったのを思い出しました。
パリの賃貸を探す時、私は贅沢ながらも
『中央暖房(セントラルヒーティング)』物件を
希望していました。
(中央暖房物件は少ないのですが…)
日本で契約書を読んでいたときには
中央暖房って、普通に温風がでてくるのか
あるいはオイルヒーターみたいなのが
ついてるのかと思っていたんですよね。
床暖房とは、贅沢な話で恐れ入る…
1月の今のパリの外気温は
出発前の東京と同じくらいです。
渡仏前は、凍える程に寒い部屋で
これから毎朝起きねばならないのかと
相当覚悟してきましたが、予想外に快適です。
床暖房、本当にありがたい。
日本に居るときから
就寝を送らせていたのもあり
時差調整もうまくいってる様子。
この時差調整方法は、サッカー日本代表の
長谷部誠さんの話を参考にしました。
床暖のおかげで一日じゅう室温も安定。
早寝早起き、
夜の勉強も快適にできそうな部屋です。
土足禁止にしたいから、まずは掃除と除菌から。
今日は夕方に再び不動産屋にいくのと
(部屋のネット接続、プロバイダ契約の相談)
昨日落ちてしまったカーテンレールの
交換修理があります。
修理屋さんが来る前に
もう少ししっかり掃除をすることに。
(昨日もざっとやりましたが)
この部屋の前居住者は日本人だったらしいけれど
もしかしたらタイル張りの床を
土足で過ごしていたかもしれないし。
タイルだし、水拭きだけじゃなくて
殺菌力のあるもので一度
完璧に拭きあげてしまいたい…
(日本人だからね!)
よし、重曹か消毒用エタノールでも探そう。
(どこで?)
まずは、この部屋を土足禁止にしよう。
その前に、パリで初めての朝ごはんを作る。
モノプリで買っておいたベーコンを炒める。
(スーパーでの買い物は、ラベルが読めないので
まだ辞書必須でした)
それから、日本の倍の太さのごっつい長ネギを
よーく焼いて、甘みを出して、塩こしょうして
ベーコンと焼きネギのスープにする。
太くても、味は普通にネギの味。
おなかにやさしい食事ができました。
あとは、日本から持ってきた
フリーズドライの煮麺等で朝昼の食事を済ませ
また掃除。
家具付き賃貸だから、食器や調理器具も
備え付けてあるんだけど
とにかく全部洗って全部拭く。
まるで動物が、他の個体のマーキングを消すがごとく…。
パリに着いたら、滞在許可を申請しましょう
日本で学生ビザを取得していたとしても
渡仏してから改めて
「滞在許可申請」をしなくてはいけません。
パスポートに押印してもらった
入国スタンプのページのコピーをとります。
(昨日、空港で時間を潰していたときに
コピー機発見しました)
それから、持参したフォーマットで
滞在許可証の申請書を作成し、
郵便局で書留にて送付します。
これまた空港で買っておいたパリ地図で
近所の郵便局を探しました。
まだネットがないので
色々とアナログな活動をするわけです。
不動産屋に行きがてら、地図で調べた郵便局へ。
すると看板には「la banque postale」とも
書いてあって、これは「ゆうちょ銀行」かなあと
ひとり悩む。とりあえずパス。
…後でよくみたら、普通に郵便もやってました
…まあ、最初はこんなものでしょう!
郵便局では「書留」ってまだ仏語で言えないので
メモ見せて書留発送にしてもらいました。
家の近所のお店をチェック、雑貨屋を探す
近所の商店街を歩き
買い物できそうなお店をチェック。
結構何でも揃ってて
とても便利そうな地域です。
歩いて2分のところにスタバも発見!
部屋でネット出来るようになるまで
まずはここにメールチェックしにこよう…
今日、パリは暖かかったけど物凄い風。
パリでこんなに風が強いのは珍しいらしい。
散歩途中でにわか雨が降り始めたので
あわててマクドナルドのカフェに駆け込み
ここも無料WIfiが飛んでいるから
とりあえず持ってきたMacbookAirで
ネットとメールをチェック。
窓の外を見ると
フランス人は雨が降っても傘をささず
平気で外を歩いている。
マクドナルドのWifiを使って
部屋に引くネットプロバイダのことを
自分でも調べてみました。
それにしても、
パリの部屋にネットがなくて困ってるのに
ネットじゃないと見られない情報に頼るしかない
不可解かつ不思議なネット社会…。
不動産屋さんに行く途中、偶然に
ホントに何でも揃う◯急ハンズ的な
雑貨屋を発見。
おかげで、重曹やエタノールなどの掃除用品を
一式購入できました。(歩き回るって大事)
「重曹」とか「エタノール」とか
店で訪ねる発音に自信がないので…、
綴りを辞書で調べてメモして行き
それを店員さんに見せまくったら
すぐ商品にたどり着けました。
エタノール、消毒用のがあったらいいなーと
思っていたのですが、
とにかくなんでもありの雑貨屋さんで
紹介されたのは、5リットル入り
しかもアルコール度数96%のボトル。
(店員さんは嬉しそうに「これでしょ!」って案内してくれました)
うーん、多分、本来「燃料」だと思うな。
ラベルに炎の絵が書いてあるし。
でも床の殺菌消毒には問題なかろうと
そのまま購入してみた。
(余談ですが、エタノールは
90%だと殺菌消毒効果は殆どありません。
70%程度に薄めて使うと殺菌効果があるはず)
どうせ1年間、床掃除につかうのだから
5Lあってもいい。だってパリって
犬のフンが道ばたに結構おちていることで
おなじみの町だから、
万一踏んでしまったときの為にも
消毒アイテムは持っておきたかった。
(だから自宅は土足禁止希望なんですよ!)
夜ごはん、ベーコンと玉ねぎとトマトのスープを作る
帰宅して、修理屋さんにカーテンレールを
付け直してもらいつつ、
今度はベーコンとタマネギとトマトで
鍋いっぱいの洋風スープをつくります。
まだ塩こしょう位しか
調味料を購入していないのですが、
やっと普通の自炊ご飯を食べて、一息つけました。
部屋にあった謎のアイテムは処分することに。壁の薄さにびっくり。
この部屋を借りた際
物置に何やら謎のアイテムが
色々と置いてありました。
カーテンレールの修理屋さんに
これは何なのか聞いてみたら、
取り付け「工事」が必要な洗濯物干しや、
組立式収納BOXだとのこと。
日本の賃貸と違って、
フランスでは自分で賃貸の壁に穴をあけても
ある程度は許されるのだそう。
(ある程度って、どの程度なんだか…)
ちなみにこのアパルトマンの壁は
おそらく超薄いんです。
レンガを積んで壁にして、その両面に
漆喰かモルタルか塗っただけじゃないかと
思われます。
日本のRC賃貸物件だと、
戸境壁は15センチ程のコンクリ壁厚があれば
良い方だったかと思いますが、
このアパルトマンは建物を外から見ても
そんなに戸境の壁が厚くないし。
(窓と窓がびっちりくっついて並んでいるから、
戸境壁が厚いはずがないのだ)
本日来てくださった修理屋さんは
バングラデシュ出身の方でした。
オーナーが契約している
専任の修理屋さんとのこと。
(物件契約時に聞いてた修理屋さんって
この方だったんですね。感じの良い方でした)
親切に
「物置にあった洗濯物干し、とりつけたら?」
と言ってくださいましたが
その物干は使い勝手がよくなさそうだったので
パスしました。
オーナーのものでもなく
前の居住者が置いていったものらしいので
使わないなら捨てても良いそう。
というわけで、修理屋さんに不要品として
処分していただいて(持って行ってもらいました)
今日の用事は全て終了。
カーテンも無事開閉できるようになり
丸見え生活からやっと解放されたのでした。
この部屋の前居住者(女性)は
カーテンを開閉せず生活し
おそらく料理も掃除も
ほとんどしていなかったんじゃないでしょうか。
なぜなら
キッチンに鍋の「蓋」が一つもないから!
部屋にあったペティナイフが
超ナマクラだったので、
日本から持参した清長木屋のマイ包丁が大活躍。
留学先で、料理や自炊を楽しみたい人は、
日本の包丁も持ってくるといいですよ。
(飛行機に乗るときは、
もちろんトランクに入れて預けましょう)
私が持って行ったのはこのサイズです。
あまり手が大きくない人でも使いやすいと思います。
エタノール、掃除に大活躍。
雑貨屋で買ってきたエタノール(燃料だけど)を
約70%に希釈して、スプレーで撒きつつ、
床の拭き掃除をして、第2日目は終了。
これでやっとさっぱりです!
埃や雑菌で、妙な風邪を引きたくないですし
2日続けて部屋全体を消毒できたと思うと
ちょっと安心。
本当に、犬の落とし物が多い街、パリ。
ひとまず、今日はこのへんで。
明日は近所のスタバに出かけて
また部屋のネットプロバイダをどこにするか
調査しなくては。
それと日用品の大物(大きめの洗濯物干し他)や
日本食材を調達して
食事のバリエーションを増やしにかかります。
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