3週間のパリカト冬期集中コース終了!春学期からの時間割も決定。

パリカト
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月〜金まで週5日、毎日6時間の授業。
帰宅後は、食事してお風呂して、
復習と宿題をすると、寝るのは毎日深夜1時。
土日も復習とテスト準備と家事をやっていると
あっという間に過ぎる。
そんなハードな3週間が、ようやく終了。

体力気力共に、しびれました…

パリカトの冬期集中コースは
1月と2月にそれぞれ設定されていて、
この2月のコースの方が日程的にしんどい。

なぜなら1月のコースは
4週間と期間は長いものの、1日あたりの
授業時間が少ないのでまだ楽なんです。
よって1月コースなら、復習や宿題で
毎日1時就寝…、みたいなことにはならずに
もう少し早く寝られるはず…。
要は2月はスパルタコースだったんですね

とにかく毎日、
知らない単語やフレーズが満載の授業でした。
この情報量だと、その日のうちに復習しないと
二度と覚えられないだろう…という感覚が
確実にあったので(例えば1週間も復習を
溜めてしまったら…ゲームオーバーって感じ)
意地になって毎日あわてて復習してました。

その辺の、身に付くかどうかの感覚値が、
頭のどこかで毎日私に警告してきました。

「ここで復習しておかないと、無駄になるぞ」と。

おかげで
そういう単語が2回目に出てきた時には
100%ではないものの、大体分かるように。
(それでも毎日、新たな単語が次々襲ってくるけどね!)

最終日は、修了書の授与と打ち上げでした。

(画像:Unsplashから)

コース最終日の金曜は授業は行われず、
修了書の授与と
(この修了書で、次の春学期からのクラスの
 レベルが通達されます)
教室に持ち寄ったお菓子と飲み物で
ちょっとした打ち上げ会となりました。

少しほっとして、先生たちとも世間話をして
(勿論フランス語で)、
打ち上げ会は和やかに解散となりました。

いや、落第しなくてよかったです…。
この日の午後はすぐ帰宅して爆睡。
木曜夜には微熱もでてたし、今はこれが精一杯。

さすがに頭がぱんぱんだったので、
湯たんぽ(Tさんありがとう!活用してます)を
首の後ろに当て、氷枕ならぬ温枕にして
首の血流を促進し、頭を緩めておこう。
この週末は、とにかく休もう。

春学期からの時間割が決定

来週からは
6月までの新学期(セメストル)が始まります。
冬期講習終了時に通知された
私のセメストルの時間割は、
月木は1日6時間授業で、
あとの火水金は1日3〜4時間授業とのことでした。

なるほど、冬期集中コースよりは
少し楽になるみたい。
(そりゃ、このペースで、6月まで続けるのは無理というものか)

セメストル制 パリカトならではのカリキュラムとは?

(画像:Unsplashから)

パリカトは大学附属のセメストル制 語学学校で
面白い特徴があります。
フランス語だけを学ぶ講義
(レベルごとの総合フランス語講座/読解特講/
作文特講/会話特講/議論特講/発音特講など)
もありますが、
他にも大学の一般教養課程のような感じで
一学期まるまる使って
「フランス美術」
「フランスの観光業」
「フランスの政治経済」
「フランス文学(作家は〇〇、とか)」
「フランス映画」
「哲学」「欧州史」「神学」など
様々な授業を受けることができます。
私はこれを受講したくて、留学先をパリカトに決めています。

自分の興味のある分野について
数ヶ月通してしっかり学ぶことで、
その分野に必要な語彙や背景を理解する。
語学を使って、いよいよその先にいくって感じですね。

とは言っても、当然ながらこれらの講義は、
ある一定以上の仏語レベルに達していないと
履修させてもらえません。よって今の私は、
まだ地道にレベルアップを目指さねばならないのです。

そんな訳で。
春学期の午前中は「総合フランス語講座」。
そして月曜と木曜の午後は、
私の弱点である「話す/聴く」の特講となりました。

パリカトで冬期講習→春学期、と
継続して学ぶ場合、
2月の冬期講習の担当の先生が
生徒ごとにレベルをみて
概ねの新学期のカリキュラムを決めてくれますが
何か特に希望がある場合は、相談も可能です。
(例えばもっと書く力をつけたいから、その特講も増やしたい…とか)

ただし、総合講座のレベル分けについては
毎週のテストで既に査定がでているので、
無理に上のクラスを希望しても
入れてもらえない仕組みになっています。

パリカトのレベル分けは結構厳密。

(画像:Unsplashから)

例えば、私が次の学期で
「フランス美術の講座を受けたい!」と思ったら
講座一覧に記載されている当該講座の欄で、
必要仏語レベルをまず確認します!

講座ごとに、B1以上、B1+以上、B1++以上、
B2以上…などとレベル設定されているので。

グループワーク、ペアワーク等もある為、
あまりにフランス語レベルが低い生徒が
混じってしまうと、全体の授業が成り立たなく
なってしまうからでしょう。
そもそも、履修してもついていけないし、
テストをクリアして修了書を受け取るのも
ほぼ無理かと。
(そしてあまり不合格が多いと、滞在許可証の延長申請に影響あるだろうし。)

それに、パリカトは、
簡単には修了書を出さないぞ
(お金を積まれても修了書を乱発しないぞ)
という方針をかたく守っているようなのです。

自分の総合フランス語講座のレベル分けについて、生徒それぞれに主張あり

(画像:Unsplashから)

修了書と来期の時間割を先生から受け取った
学生たちの反応は、さまざまでした。

ある北朝鮮からの学生は
「一緒に留学してきた友人たちは、
 総合フランス語のもっと上のクラスにいるから
 自分もそちらに行きたい」
と先生に相談していました。

今回の冬期講習には、
北朝鮮からの留学生グループが
いくつかのクラスに分かれて参加しています。
パリカトとしても北朝鮮からの学生受け入れは
珍しいことだそうです。
おそらく全員20代の男性で、専攻はさまざま。
そしてキャラも様々でしたが、
このレベル昇格の相談をしていた生徒は
普段から押しの強いタイプだったので、
競争心かな…と思って様子をみていました。
結構な勢いで相談していましたが
先生は彼の主張は受け入れず、
彼が今そのレベルの授業を受けるべき理由を
しっかりと説明しているようでした。
(先生強い)

それから、クルド人の女学生も、
レベル分けの相談をしていましたね。
クルド学生も、団体でパリカトに来ていました。
(キルギスタン?イラク?など、彼らのなかでも
 住んでいた国はまたいろいろで。
 クルドは国を持たない世界最大の民族です)
その相談をしていた女学生は、
留学生活では、配偶者やクルドの友人達と一緒に
パリの同じ建物に暮らしていて、
一緒にパリカトに通っているから、
同じ復習を皆でやりたい、
だから自分も皆と一緒の上のクラスに行きたい…
と話していました。(これも却下されていました…)

みんな其々に考えがある。
しかしそれも全て、普段のテストの結果次第です…。

本来、外国語学習は、
最初にあまり無理して上のクラスに行って
そのまま基礎をおろそかにしてしまっても
後がつらいと思う。

若いみんな、がんばれ!
(さほど若くないけど私もがんばるよ)

ではでは。
来週からは、この3週間の蓄積を授業で試しつつ
今まで時間がなくて出来なかった
自習用の教材に手を付けはじめることにします。

あ、その前に。まず寝ます…。
これから、自分で撮った写真等も
できるだけアップしたいと思います!
(撮る時間を確保したい!)

寝る子は、育つ。(画像:Unsplashから)

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