パリカトの素敵な先生方の話。

パリカト
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パルミエロ先生のPhonétique講座

春学期最後のPhonétiqueの授業では
皆で持ちよったお菓子を食べながら
夏休みや来期プログラムの話で盛り上がりました。

私は、発音レベルアップのために
パルミエロ先生の授業を
引き続き履修したいと思い、
先生の来期の担当講座を聞いてみたのですが、
残念ながら来期は、A1やA2の初心者クラス
(パリカトでいうE1やE2)しか
受け持たないそうで…。
折角ならこの先生の講義が受けたかったです!

パリカトでは、A1、A2、A3レベル
(Elémentaire、基礎レベル)の生徒は
Phonétique必修になっていました。
最初のうちに変な癖がつくと
あとの発音矯正がとても難しいから…とのこと。

B1(中級)以上でも発音がひどいと
先生からPhonétique受講を勧められる
ケースもあります。
(しかしそういう生徒ほど、
 発音の授業を受けたがらないんだけどね…)

私の電子辞書はプチロワイヤルで
毎日ありがたく使っております。
でも辞書の発音記号は、あまりあてにならない
という事も、この授業でがっちり学びました…

日仏電子辞書を軽々と超える
イタリア系パルミエロ先生の授業、
濃い内容でした。

クレール・シルビー先生のFrançais Oral

この先生の授業、初日は正直言って
「難しすぎて無理!全く聞き取れなくてやばい!」
と焦ったものです…。
先生にも「聞き取れない日本人」として
ばっちりマークされてましたしね。

でも地震のプレゼンやら
その後の会話テスト等で、だんだんに
やったことは一応覚えてくる日本人」と
温かく見守ってくれるようになり、
最近は
つたない仏語でいろんな意見を言う日本人」枠に。

先日のディスカッションは
「入れ墨をどう考えるか」がテーマでした。
アメリカ人の女の子が
好きな言葉を背中に入れ墨してみたいと
語った後に
「本当に大事な言葉は
 心に彫って忘れないから、
 私は入れ墨しません」
と返したら、先生なぜか大ウケでした。
面白い事言うわね!だって。
(フランスでも、入れ墨にクリーンなイメージは無いらしく)

先生のパリやフランス文化の話は
これもまた辞書を超える内容でした。
辞書に載っている翻訳ではなく、
生きた言葉の内容を示してくれるのです。

例えて言うなら…
私が子供で、大人が会話しているのを聞いて
難しい言葉が出てきたとき。
その意味を、文脈やシチュエーションから、
言葉そのものと「結びつけて」いくような感じでした。

大人に、辞書無しで
意味を教えてもらうような感じ。
ああそうか、これがコトバの学び方だったなと
昔を思い出しました。

Oral の授業というから
ロールプレイ(←コレ嫌い…)かと思っていたら
もっともっとコトバや文化の深さを知ることが
できる授業でした。
でも、ぜんぜんまだコドモレベルの私ですけど…
引き続き精進します。

この先生の授業を、厳しくて無理だと言って
クラス変更していった生徒が何人かいました。
確かに厳しいけど、個人的には心からお勧めします。

先生に、来期の担当クラスを聞いたら
I1のFrançais Ecritをやるらしいので
(また超難しそう…)
履修するかどうか考え中です。

常勤、非常勤、夏期講習の担当教師の話

パリカトの先生にも、どうやら常勤の人と
非常勤の人がいるみたいです。
通常の春学期や秋学期を担当している
いわゆる常勤の先生達は、
夏期講習の受け持ちを1ヶ月だけにして
あとはバカンス休暇を取得されます。
そうすると
その部分に非常勤(臨時)の先生が入る訳です。

たまーに、
変な非常勤の先生にあたることがあるようで…。
その場合、夏期講習は1ヶ月間と短期ですから
最初の週に「速攻で」
クラス変更に動くしかありません!

当然、常勤と非常勤を問わず
当たり外れや相性の善し悪しもあります。
人間同士ですから。

さて私は、夏期講習で
どんな先生に出会えるのでしょうか…。

うーん、先生のことより、
飛び級する自分が授業についていけるのかが
そもそも大問題ですね…。
夏を前に、心配が付きない今日この頃です。

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