テストは誰の為にあるのか。

パリカト
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さて、次回のテストに向けて
週末引きこもりで勉強中です。

今年は、パリの気候がほんとにおかしいと
先生方もぼやいてます。
3月は天気もよくて暖かかったのですが
4月5月は逆に冷えます…。
5月に入っても寒暖の差が激しく、
スプリングコートでも寒かったり
かと思えば半袖でOKの日もあったり…。

毎朝、窓を開けて手を出し
皮膚で気温を探ってから、身支度をします。

それでも、夕方以降もそれほどは寒くなくて
過ごしやすい陽気になったせいか、
週末の夜は近所の通りのカフェで
騒ぐ輩も増えました。
そうか、冬は寒すぎて
ああいう手合いが居なかったのか。

もう随分日が長くなり
夜の9時くらいにやっと辺りが暗くなってくる。
さっき、窓をあけて
大分夜も温かくなったなと、
ふと、くんくん街のにおいをかいでみると
日本の4月5月と変わらないような
においがしました。

例えば、学校が始まって少し慣れた頃の
放課後のにおいというか、
新歓コンパの後の帰り道のにおいというか。
通り一本隔てた裏に公園があるので、
その樹々のにおいかな。

お、いいねえ、春の夜だねえーなんて、
一人で季節の移り変わりを楽しむ。

そうそう、テストのこと。
この年になったら、テストって
先生が成績を計る為のものじゃなくなりました。
自分がどこまで何を理解してるのか、
何が出来ていないのかをはかる物差しとして
使うので、ありがたいと思う。

もうはっきりと、
先生のものじゃなくて、わたしのためのものだ。

受験とか、資格試験とかは、
その志望校や資格を授与する側のものだけど
ふだんのテストは違うから。

あたりまえか。

今のクラスでも、
テストの日時や内容を先生が説明し始めると
「テストはもうちょっと後にやって!」とか
「金曜はイヤ!月曜日にして!」とか
謎のおもしろ主張(笑)も含めて
学生達が騒ぐのは、万国共通です。

いやいや、きみたち。
早く自分の手に取り戻した方が良いよ、それ。

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