ここのところ、どうやらアパルトマンの床暖房が
入っていない気がする。
(中央暖房なので建物全体でオンオフするらしく
私の部屋にスイッチはありません)
なぜそれが分かるかというと
時々、足首から先だけしんしんと冷える時が
あるからです。
渡仏してきてから、この部屋で
冬に足が冷えたこと無かったのに。
どうやら、うちの建物の構造は
石、レンガ、コンクリ、セメント、
タイルだけで出来ていて、
いわゆる「断熱材」は使用していない様子。
築50年程度で、パリでは新しい方の建物なんですが。
現在の日本の一戸建てやマンションだと
外気温の影響を受ける壁や、床、天井部分には
吹付樹脂やグラスウール、ロックウールなどの
断熱材を用います。(建物によりますが)
でもたぶん、パリの築50年くらいの建物では
建築時に断熱材は使ってなさそうで
外が寒いと建物の床や壁から
じわじわと内部が冷やされるんですよ…。
これがすきま風の寒さと違って、
室内温度は20度以上あっても
冷たい石やコンクリに周囲を囲まれた冷えが
知らないうちにしんしんと伝わってくる…
そんなしんどさがあります。
木の家の冷え方と、石の家の冷え方は違う!!!
そもそも乾燥してるので
→あまり結露しない
→結露の水分で建物が傷むことはないから、
断熱しなくても困らない
ってことなんでしょうか?いや、寒くて困るよ。
そんなわけで、4月末ですが、
まだまだ冬用のあたたかグッズ活躍中です。
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