パリの部屋。換気できない換気扇の話

住まい
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うちの部屋、キッチンのレンジ上の
換気扇があまり効かない。
食事を作ると、家中が調理の匂いでいっぱいになる。
フランスのキッチン設備って、こんなレベルか。

うちのバスルームには、換気口が2つある。
場所は、キッチンのレンジのちょうど真裏。
ごはんを作ると、
バスルームもごはんの匂いでいっぱいになる。

ひょっとしたら…繋がってる…かも。

煙の出るお香で、
家の空気の流れを観察してみよう。

バスルームの換気口の前に、お香を置いて
煙の流れがどうなるかをチェック。

ある日は、空気を「排出」している。
しかしまた別な日は、
空気を「取り入れ」ていた。

そして、排気と吸気のタイミングは
うちのキッチンレンジの作動状況には
関係ないこともわかった。
外気と室温の気温差で、自然に風向きが決まるらしい。

どうやら、うちの換気システムは
キッチンと、バスルームと、屋外を、
ゆるーく、つないでいるらしい。

ちなみに。
最近の日本の新築住宅は
ホルムアルデヒド等を排出する為に
(マンションだと、コンクリから出る
 湿気を排出する為にも)
法律で自動換気システムの設置が
義務づけられていて、
空気の流れる向きは決まっている。
(きちんと「排出」できないとダメなので)
閉切でも、約2日間で家中の空気が入れ替わる。

別に…今、そこまで求めてない。
でも、塩鮭を焼いたら、
できれば匂いは外に排出できると助かる。
ほんとに助かる…。

そして、換気口じゃないのに、
どこかの部屋から煙草の匂いがただよってくる
シンク下の収納奥。

どうやらシンク下の奥に見える通気ダクトは、
ツーツーでアパルトマン内の他の部屋に
繋がってるらしい。

ゆるーい、パリの建築品質です。

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