私、当初はうちのアパルトマンを
何故か南向きだと思い込んで
検討していましたが、
契約直前に北向きだと気付いたんですよね。
気付いたんですが、
まあいいかと思ってそのまま調印。
なんといってもバスタブ付き物件は貴重です。
いずれにせよ、パリは同じ高さの建物が
みっしり建っている街なので、
たとえ南向き物件でも4〜5階以上でないと
日照時間はそれほど長くないみたいです。
(目の前の道路幅にもよりますが)
しかし!
うちの部屋は、前の建物の白い壁や、
ガラス窓からの「反射光」が
室内にがんがん入ってくるおかげで
日中は不思議に明るく
結構快適に過ごせています。
うっかりカーテンを開けたまま昼寝すると
反射光で日焼けできそうなレベルです。
以前、フランスの猛暑の年に
パリで熱中症の死人が沢山でたというニュースが
ありましたが、それはそうだろうと思うのは
パリの建物には冷房は殆どついていないから。
うちもしかり。
夏の冷房は無くて、冬の床暖房だけ。
築50年程で、結構新しい建物なんですけどね。
(パリでは築50年はまだ新しい部類)
そう考えると
渡仏当初の冬も床暖房で十分暖かかったし
夏の日差し問題を考えたら
結果的に南向き物件じゃなくてよかったかも。
冬の湿度が、10〜20%台まで下がることは
以前ブログで書いた通りですが
3月後半の今でも
晴れた日に一日中窓を開けていると
夕方でも湿度20%台と表示されるのは
なかなか驚きです。めちゃくちゃ乾燥してます。
そして、日本だとおおむね午後2時を過ぎると
湿度計の数字が上がっていくものなのですが
パリでは夕方4時くらいになっても
あまり湿度が上がらないようなんです。
(温湿度計のチェックが趣味)
パリでは洗濯物は外に干さず
部屋干しになるので
一体どうなることやらと思っていましたが
この乾燥状態のおかげで
シーツなども不思議な程カラりと乾いてくれます。
部屋干し用に、折り畳み式の物干し台を購入し
大物洗濯もこれでばっちりです。
(まだコインランドリーに行く勇気が無い)
私自身が、常に湿度を放散しているタイプで
ちょっと暑がりです。冬に車に乗ると
私の周りだけ窓がすぐに白く曇るくらい
湿気がでる体質です(笑)
だからフランスに来て
水とか食品とか
いろいろ体に合わないものはありますが
この湿度の低さだけは
意外に快適なポイントでした。
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