ここ最近、春らしい陽気のパリ。
「日本庭園がすばらしいので是非」と
台湾人クラスメートが紹介してくれた
アルベール・カーン美術館に行ってきました。
台湾人のクラスメートPenny
(ドラマ「家政婦のミタ」が大好き!)が
「日本人はハナミをするんでしょ?
今週が見頃だよ!」と言って
この庭園のことを教えてくれました。
パリ市の西側にあるこの美術館には
日本式、フランス式、イギリス式など
様々な庭園があります。
日本の庭園めぐりが大好きな私は
海外の日本庭園に納得できることは
殆どないのですが
(いつもその「なんちゃって日本庭園」ぶりに
ショックを受けている)
珍しくここは「合格!」と言える
素晴らしいお庭でした。
台湾の方からお勧めいただいたというのも
何だか感激…謝謝你、Penny!
写真をたくさん撮ってきましたので
ご一緒に庭園めぐりを!
ゆっくり歩いて回っていると
自分が世界のどこにいるんだか
分からなくなってきます。
この美術館では、
1900年代初期の世界中の写真を蒐集していて
フランス語がもう少し分かれば
もっと楽しめたでしょう。
(現在はモンゴル展開催中)
昔の日本の写真等もパソコンで自由に
閲覧できるようになっていますし、
古いカメラや当時の現像に使った品々等、
時代を感じさせるや撮影機材も展示され
アンティークなメカデザインが好きな
私にとっては、興味深い場所でした。
アルベール・カーン氏は、1890年代、
明治のはじめ、国際社会デビューしたての
日本の将来の発展にかけて、
多額の融資を行ったアルザス系ユダヤ人です。
日本の近現代史を学ぶと名前が出てくる方ですね。
なぜ日本に出資してくれたかなど
いろいろ伝説のあるお人です。
公式サイト(仏語/英語)の写真も素敵です。
家から30分もかからず来られる場所ですし
久々に日本の季節を感じられて
何とも安らぐ雰囲気でした。
ぜひまた訪れたいと思います。
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