久しぶりにパリへ行き、ニケ様に再会した話。

美術館・博物館
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日付変更線の近くに位置する、我らが日本。
地球の上で一足先に、新しい年を迎えています。

これから1時間ごとに、
西へ西へと新年がリレーされていく。
パリへも、もう少し。

オデオン散歩

12月に、弾丸でパリに立寄ってきました。
半年ぶり。でも、変わらぬ街でした。

帰国前には、まだ修復中で見られなかった、
「サモトラケのニケ」。
これが大分心残りだったので、
今回の旅で、きちんとご挨拶してくることに。

閉館時間少し前のルーブルに駆け込んで、
一直線にダリュの階段へ。

すると、いつも激混みのニケの周りに、
妙に人が居なくて…

人がいない…ニケと二人きりの瞬間

息を飲み…
どうしたんだろう?
でもすいてて嬉しい!

なんて、20秒くらい考えていたら
わらわらと人がやってきました。

そりゃそうだ。独り占めは贅沢というものだ。

ニケは、ちょっと白くなっていました。
土台が、大きく高くなっていました。
そして、発見されていた右手の一部が、
ガラスケースに入って展示されていました。

大人の顔より大きな手のひら

こんなふうに目の前で見られます。
思ったより大きかった。

そしてやっぱり、ニケ好きだって再確認してきました。
2002年以来、何度も見ているけれど、
その都度、何かが沸き立つ感覚に襲われます。
今回、心身ともにパワーダウンしてる折でしたが
それでも、何か胸に「湧く」ものがありました。

何でしょうね、あれは。
ああ、まだ私の中で何かが生きてる、と
実感できるような。



新しい年のはじまり
宇宙のはじまり
自分のはじまり
私のエネルギーのはじまるところ

いいものがはじまりますように

パリのクリスマス。いろいろ書きかけのまま、年を越してしまいましたが、またのんびり写真UPしていきます。

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