南伊旅8:アルベロベッロ、昼間の街歩き

この記事は約3分で読めます。

今朝は快晴!朝から早速、街歩きに出かけます。

時間が早過ぎて、まだ観光客がいない…けっこう坂のある町です
坂を登っていきましょう
歩きながら見上げると、青と白とグレーの組み合わせが美しい
この女性が掃除をしに出てくると、どこからともなく何匹ものにゃんこたちが、わらわらと集まってきました。
家の前で何かお店を出すのかな?と思っていると…
おじさんが胡桃を剥いて見せてくれました。胡桃屋さん…なのかな?
町中こんな感じ
高台から見ると、素敵な街灯やアンフォラの在庫置き場らしい場所を発見。こういう裏方を見るの好き。
ここも裏方
トウルッリは普通とんがり1つなのですが、たまに、こういう2連になった家もある
平たい屋上もある
外壁にマリア像のある家
奥に見えるのは、トゥルッリではなく普通の建物のエリア。
洗濯物は観光エリアから見えないように干しているのかも
ここは教会
教会の内部
ベゴニアやペチュニアが鮮やか
昼近くなると観光客が増えてくる。観光エリアの通りは、植栽やデコレーションも多くて華やか。
真っ赤な椅子が映える
カラフルなゴミ箱も可愛くみえたりして

世界遺産に登録される前のトゥルッリの話

トゥルッリが世界遺産に指定されて
歴史的価値を認められる前には、
これらの家に住んでいる事を、
まるで貧しさの象徴のように言われる
時期もあったそうです。

それでお金のある人が
どんどん建替えてしまってたらしく…
(勿体無い!)

それが今や、
世界遺産になったトゥルッリ家屋の価格は上昇し、
建替えてしまったお金持ちの中には
後悔している人もいるのだとか。

観光用のトゥルッリはメンテナンスもしっかり。

実際にこの家で暮らしている方々もいて、
内部を公開している建物もあります。
中に入ると、分厚い壁で出来たこの家は、
夏は涼しく冬暖かそうに見えますが、
実際どうなんでしょう。

観光用に、かつての暮らしを再現しているところと思われます
そんなに広くはない

各所有者が随時メンテナンスするので、
この写真の手前の家は、
屋根の石を葺き替えたばかりなのがわかります。
時間が経つと、奥の家のように
石が濃いグレーに変色していくのです。
昔から地元で
こういう石材や漆喰(石灰)が採れたっていうことか。

うまく積み重ねるものですね
白っぽくなってから…
最後は濃いグレーになる
外壁の漆喰も、塗り立ての真っ白な家と、時間が経って侘びた色合いの家がある
所有権の分かれ目が見えてるみたいで面白い

とんがり屋根の家が生まれた理由

元々は、中世イタリアに
建物に課税をする王様がいたそうで…

税金を取られたくない人々は、
すぐに壊せる屋根で家々を作っておき、
徴税官が来る時にパパッと屋根を壊して
税金を逃れたって話です。
南イタリア人のタフさを感じますね。

あちこちで猫に出会いました

結構なつっこい子も

青空に、この美脚よ。

旅行は9月中旬に行ってきました。
南イタリアを回る時期として
なかなか良かったと思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました