今朝は快晴!朝から早速、街歩きに出かけます。
世界遺産に登録される前のトゥルッリの話
トゥルッリが世界遺産に指定されて
歴史的価値を認められる前には、
これらの家に住んでいる事を、
まるで貧しさの象徴のように言われる
時期もあったそうです。
それでお金のある人が
どんどん建替えてしまってたらしく…
(勿体無い!)
それが今や、
世界遺産になったトゥルッリ家屋の価格は上昇し、
建替えてしまったお金持ちの中には
後悔している人もいるのだとか。
観光用のトゥルッリはメンテナンスもしっかり。
実際にこの家で暮らしている方々もいて、
内部を公開している建物もあります。
中に入ると、分厚い壁で出来たこの家は、
夏は涼しく冬暖かそうに見えますが、
実際どうなんでしょう。
各所有者が随時メンテナンスするので、
この写真の手前の家は、
屋根の石を葺き替えたばかりなのがわかります。
時間が経つと、奥の家のように
石が濃いグレーに変色していくのです。
昔から地元で
こういう石材や漆喰(石灰)が採れたっていうことか。
とんがり屋根の家が生まれた理由
元々は、中世イタリアに
建物に課税をする王様がいたそうで…
税金を取られたくない人々は、
すぐに壊せる屋根で家々を作っておき、
徴税官が来る時にパパッと屋根を壊して
税金を逃れたって話です。
南イタリア人のタフさを感じますね。
あちこちで猫に出会いました
青空に、この美脚よ。
旅行は9月中旬に行ってきました。
南イタリアを回る時期として
なかなか良かったと思っています。
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