時期が前後しますが、長期学生ビザ申請の前に
パリの住まいの賃貸契約をしました。
■2021年追記:2011年当時は、
フランスでの住居が決まっているか、
あるいは渡仏当初の滞在先(ホテル等)が
決まってないと、ビザ申請ができませんでした。
私が渡仏した後、2012年くらいから
ビザ申請前の住所確定が必要なくなったんです
よね…ビザの制度も年々変わります。
1〜3ヶ月くらいのフランス滞在なら
セジュール・ア・パリのような
短期滞在者向けの賃貸アパルトマンという
手もあります。
これなら自分で電気やガスや水道やネットや
テレビなんかの手配をしなくて済むし、
だいぶ楽だと思います。
私の場合は
それよりも留学予定期間が長かったのと
もともと不動産関係の仕事をしていたので
フランスの賃貸契約など
現地の社会制度も体験しておきたいと思い、
日系不動産屋を通じて
家具付きアパルトマンを契約しました。
性格的にルームシェアは無理だし、
自分の時間を自由に使えることに
ペイしようと思ったのです。
フランスの賃貸契約時の書面
契約の前に、サインする書類を2点
フラ語のままメールで送ってもらい、
自力で全部訳して読みました…。
(普段も、日本の不動産契約書や
重要事項説明書は読んでいますが。)
フランスでは、賃貸契約書のフォーマットが
その辺で普通に売っているらしく
(日本で言う履歴書のフォーマットみたいな
感じ?)
契約書は市販の書式がそのまま送られてきて
安心して何とか読み解きました。
(一般的な内容、ってことで安心かと)
現地では、不動産屋を通さず
個人間での賃貸契約が多いのだそうです。
市販のフォーマット=万人向けのフラ語
なのでしょうか、
内容もそこまで難しくありませんでした。
一方で、その不動産屋がオリジナルで
作成している文書が別に届いて、
その中にはどうしてもわからない文面が
いくつかあり、
現地不動産屋の日本人担当者の方に
メールで質問してみました。
その結果、現在は存在しない政令文が
混ざっていたことが発覚。
(今までこのフォーマットを使い回してたとは)
該当箇所を削除してもらいました。
それから「専門業者と保守契約を結ぶ」か
「修理費を貸主に返済する」という文言があり
「あれ?日本で賃貸物件を借りる際には
こんな保守契約は結ばないな…」
と思って質問してみたところ、
フランスでは賃貸に住んでいる間に
不具合や故障があった場合に備えて
賃借人が保守業者と契約しておくケースが
あるとの回答でした。
いろいろ習慣が違うので
慣れないと苦労しますね。
(結果これも、私が借りた部屋については
当該不動産屋オーナーの所有物件だったので
保守契約を別で結ぶ必要なしとの回答。)
■2014年追記:帰国時に敷金から妙にがっつりお金を取られました。これについては今後も自分でいろいろ調べてみようと思いますが。
そして、留学保険の記事でも触れたように
住宅保険に加入するようにとの記載があり
これはAIUの保険内容を記載した英訳文書を
不動産屋宛にメール送付して解決。
こんな感じで
来年1月の渡仏までは少し期間がありますが
11月から物件を契約することになりました。
(この当時は、ビザ申請時にどうしても
現地住所が必要でしたし…
2ヶ月分は無駄な家賃を払ったのでした)
部屋の写真だけで物件を決めるというのは
だいぶスリリングです。
経験者に聞くと
「住んでみたら自分に合わなかった」
「オーナーが夫婦で共有していた物件だったから
離婚騒ぎで退去することになってしまった」
とか、人生いろんなことが起きうるわけです。
まあ、何かあってもあまりショックを
受けないようにしようと
今から自分に言い聞かせてます。
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