パリで確定申告2013、完了。

手続きいろいろ
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前回記事の続きです。

そんなわけで、ネットで確定申告できなかったので、
15区の税務署へ直接行ってきました。

窓口の人に、昨年からの経緯を伝え、
昨年末に受け取った
税務署からのモノクロ1枚を見せました。

それに目を通すと、
こんな感じで私に説明してくれました。
「そもそもあなたは2011年に
 フランスに住んでいなかったから、
 2012年5月の確定申告はしなくてよかったんだよ。
 だからこの紙がとどいたんでしょう」

故に、昨年に申告書類を出していたとしても、
まだ私にはNombre fiscalが無く、
今回はネット申告ができなかったのだ、
ってことだった。
(やっぱりそうだよね)

ふむ。
去年、書類受領したSIPの窓口担当者は、
私の書類を見ても何も言わず受領したんだよね。
こういうところもフランスらしい…。
人によって対応がまちまちってこと。

書類での確定申告締切は過ぎていたけど
その場で確定申告用紙をいただいて、
すぐ手続きが出来ました。

ちなみに
今年の確定申告(初回扱い)に必要な書類は
昨年より少なくなってて、
 ー賃貸契約書のコピー
 ーパスポート、ビザページのコピー
 ー入国日スタンプのあるページも一応
  (無くても良いよ、みたいなことを呟かれた
   気もしますが)
だけでした。

念のために用意してきた
EDFの支払書も見せたけれど、不要とのこと。

必要になりそうな書類は片っ端から持っていって、
出せと言われたら、税務署の近くですぐに
コピーできる状態にして行ったので、完璧だよ…。

窓口担当者が違えば、
違う事を言われるのが常のフランスなので…、
今日はとにかく、
最初に話がついた担当者の窓口を狙って再訪し、
全ての手続きを済ませました。
(他の人に違うことを言われたら面倒だし)

手続き完了後、
8月頃に確定申告のお返事が郵送されますよ、との
説明がありました。
(昨年は、秋頃の通知だったかと思うので…、
 ネット手続きの導入によって、
 少しずつ作業が早くなるのかな?)

フランスでは、日本のネット確定申告のような
特殊なカードリーダーは必要ありません。
個人ごとに郵送されてくる書類に記載の
いくつかの番号の入力によって、個人認証をします。

なりすまし確定申告なんかしたところで、
得する人はいないし、
そんな犯罪も起きなさそうだし、
無駄なセキュリティに金をかけないフランス。
合理的っていえば、合理的な気がします。
(自分で番号漏らすと、自分の年収がバレるだけか)

ともあれ、すっきり。

頭を使ったら、ルノートルのケーキ二種でお茶にしましょうか。

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