ブリュッセル旅行記① タリスに乗って、ベルギーへ。

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本日は、夕方にひと雨。
それから日が暮れて、ぐっと冷えてしまった空気は、
吸い込むと喉の奥に、久しぶりの重たい湿気を伝えてくる。

ああ、もう完全に夏服とサンダルにはさよならだ。

さて、週末は久しぶりにフランスを出て、
タリスに乗り、ベルギーのブリュッセルへ。

フランス出国とはいっても、
パリ北駅から1時間半もかからないし
フランス語がそのまま通じるので
東京から名古屋に行きました、くらいの感覚。

赤い列車がThalys

Thalysの料金体系:同じ区間でも金額は様々

電車に詳しくないので…
ネットでいろいろ調べました。
タリスは、公式サイトでチケットを取れます。
ここで、日本の電車と違うのは、料金体系です。

例えば、日本で新幹線を予約する場合、
東京〜名古屋間の切符なら
一日中、値段は一緒ですよね。
それが当たり前だと思ってました。

でも、タリスのパリ〜ブリュッセル間は、
時間帯によって値段が変わります
混雑する時間帯(人気の時間帯)の切符は高額。
混まなさそうな時間帯の切符は、安くなる。

他にも、早めに予約すると安くなったり、
変更や払い戻しが出来ない切符は安かったりします。

ネット予約して、チケットレスで乗車可能

へえー、なんて独り言をいいながら、
ネットでチケット予約完了。
チケットレスにしてみたら、
携帯にSMSでQRコードが送られてきました。

当日の乗車時は、紙の切符なしで
このQRコードを提示するだけでOKらしい。

パリ北駅のインフォメーション窓口には、
様々な乗客が
「ホントに携帯画面のQRコードみせるだけで
 乗車できるの?」とか
「プリンタで印刷したら、
 QRコードが出なかったんだけど」とか
いろいろ質問しにきていました。

おお!他にも不安な人が沢山いるじゃないか!って
インフォメの横で電車を待ちつつ、
密かに不思議な安心感を得る…

パリ北駅の構内

メトロからタリスへの乗換もスムーズ

パリ北駅のメトロ4番線のホームからは
タリスのロゴマークを見つければ、
それを辿って地上にいくと、乗り場に着きます。

駅の外に出なくて済むのは助かった。
この駅、目つきの怪しい人が結構多いし、
外は尚更です。(治安が悪い)

明らかに乗客ではない人もうろついていますが、
機関銃をもった兵士や麻薬捜査犬、駅員も
駅構内を監視しているので、まあ少しは安心か。

フランスとベルギーの雰囲気の違い

ベルギー人のフランス語は、
イントネーションの上下が激しいので
英語かドイツ語みたいに聴こえます。

それから、数字の70,80,90等の言い方が違う。
フランス国内だと
70は「60+10」で示し、
90は「20×4+10」で示しますが、
(フラ語の数字システムは相当面倒臭い…)
ベルギーだと 70はセプタント、
90はノナント、ノンノンとか言うらしい。

そんな違いは有れど、
ベルギーの人は、駅員さん、バスの運転手さん、
美術館の係員さんにしても、
みんな笑顔で対応してくれるのが凄い。

それも日本で言う「営業スマイル」じゃなくて、
ホントに自然に笑ってくれる感じ。

いつもイライラしたパリジャンの
仏頂面を見慣れた身には、
ベルギー人のこの笑顔がキラキラ輝いて見えた。

なんというか…人の笑顔に、癒されてしまったかも。

つづく。

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