私の部屋の貸し主に困ってます②

住まい
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先日の、M不動産事件簿の続報です。

私は現在、CAF(役所)より
「賃貸に居住していないのに、
 家賃補助(アロカ)を受給し続けている」
という疑いをかけられております…
(日本で言う、既に亡くなっているのに
 年金貰い続ける疑惑みたいなものか?)

渡仏以来ずっと同じ賃貸に住んでるのに!!!
ありえないでしょ!

というわけで
この疑いをはらす為には、
賃貸オーナーであるマダム「直筆」の
「引っ越してません、ちゃんと住んでます」
っていう書類を
CAFに提出しないとなりません。

なぜならCAF曰く、昨年11月の調査で、
マダムが「この人、もう住んでない」と
回答したからとのことで…、

賃借人である私が提示した、
銀行の入出金明細
(オーナー宛の振込記録あり)や、
電気代(公共料金)の支払証明などは、
受け付けてもらえなかったのです…。

これ絶対、私の咎じゃないぞ。
えらい迷惑だ。

訂正書類を出したがらないマダム

マダムは、
絶対自分はそんなこと言ってないと主張し、
書類記入を嫌がった。

CAF(役所)も、間違いは認めない。
書類作ってこい、の一点張り。

とは言っても、こちらとしては
パリ留学でアロカは是非受けたいところ。
権利なので。

金曜日からメールでマダムにお願いしつづけ、
月曜夜、数時間のメール&電話バトルを超えて
やっと書類記入を了承してもらい、
火曜の夕方、不動産屋に直撃してマダムを捕まえ
何とか書類を書いてもらった。

記入漏れも全く気にしないマダム。
その場で私が添削して、追記&修正を済ませる。

という訳で、今学期の最終授業が終わった日、
そのままCAFに駆け込んで、
何とか書類を提出できたのでした。
只今、再審査中らしいです。

………つ、つかれた………

英語もフランス語も間違ってるマダム

この間のマダムのメール、
フランス語と英語が混ざったものだった。
混ざってるだけならいいのだ。

何が一番困るってマダム、
「否定文」なのか「肯定文」なのかを
間違えてるので、
どっちの意味だか、判らないってこと。
コミュニケーションが成立しない。

正直、今の時点では
英語とフランス語どちらにせよ
「文書」のやり取りでは、
絶対にマダムより私のほうが上級レベルです。
そりゃそうだ…
学校で毎日、読み書き勉強してんだから。
どっちで書いても誤魔化されないよ。

フランスには
「間違いだらけでもとりあえず話せる」けど
「正確には文が書けない、読めない」
という人が、実は物凄く沢山暮らしている。

移民が多く、
日本みたいに皆が自国語(公用語)で
同じように読み書きできる社会ではない。

だから、トラブルが有ったときに、
そういう人たち相手に、フランス語で
どう苦情をいうのか、自己主張するのかというのは
なかなか面倒な作業です。

まあでも…
書類出せて良かった。
今、出来る事は全てやったので、
あとは、待つだけ。

パリ市内の不動産を、
中東系の富裕層が買い、
賃貸に出すケースも増えている。
(あるいは、貸さずに空き家で
 持ちっぱなしの場合も)

だから、トラブルが有ったときに、
そういう人たち相手に、
フランス語でどう苦情をいうのか、
自己主張するのかというのは
なかなか面倒な作業です。


2019年追記:
15区はM不動産の影響でイラン人が増えているようで、久々に行ったらイラン料理店などもオープンしてました。M不動産のオーナーのご主人の方は、イランのマスコミで知名度のある方らしいです。留学中、ご主人の方とのやりとりでは、人としても困らされたことは一度もなく、このマダムの場合、人柄にかなり難ありだったかと。イラン文化の問題ではないと私は考えてます。

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